福島県二本松市・二本松ちょうちん祭り(2006.10.4)

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 福島県二本松市で10月に開かれる伝統行事、「二本松ちょうちん祭り」。この祭りは、1643年、二本松藩主の丹羽光重が二本松神社を建て、領民が自由に参拝できるようにしたのが始まりとされている。
 市中心部の本町、亀谷、竹田、松岡、根崎、若宮、郭内の7つの町から太鼓台という大きな台車が繰り出す。1台に300個以上の提灯がつけられ、若い男たちが中心となって綱で引っ張り、城下町を練り歩く。太鼓台の提灯の下の部分には「囃子方(はやしがた)」が乗り、祭り囃子を奏でる。
 一番の見どころは4日の宵祭り。夕方に提灯に二本松神社のかがり火が移され祭りが始まる。折り返し地点でのUターンや、登り坂、二本松神社への「宮向」を経て、出発から6時間後、二本松駅前に7台の太鼓台が集結。通りは観光客でごった返し、二本松は1年で最もにぎわう夜となる。
(←)竹田坂で。坂の上から連なる太鼓台が見える、見どころの一つ。
(←)たくさんの提灯を揺らす太鼓台。古いものは100年以上の歴史を持つ。頂上部は「すぎなり」といい、これも町によって少し違うようだ。すぎなりまでの高さは約10mある。

(↑)信号機をくぐる時はすぎなりを畳んで慎重に進む。

(↑→)時々、消える提灯に火を灯しなおす。

(←↓)通りに面した民家、商店にも提灯がかけられていた。地元の人たちは椅子を出して見物したり、酒肴を振舞ったりしていた。

(→)太鼓台を前へ進ませ始める時は、さすがの男たちも顔を歪ませてワッパ(車輪)を押す。
(→)囃子方は太鼓台のちょんちんの下に乗って演奏している。
構成は笛、太鼓、鉦、鼓。
 町によって囃子も違い、「しゃんぎり」、「角兵衛」、「てんや」、「豊囃子」などといった曲があるそうだ。
 楽譜はなく、代々口伝で伝えられている。
 見どころの一つが、根崎交差点での折り返しだ。ここで、来た道を180度反対に反転しなければならない。男たちは呼吸を合わせ、一斉に声を上げて太鼓台を回す。見事、一気に反転できた時には沿道の観客から盛大な拍手が起こる。
 なお、この祭りは「日本三大提灯祭り」の一つに数えられている。

(↑)太鼓台を回転させる郭内の男たち。
(←)こちらは松岡の男たち。

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