深夜番組の代表ともいえる「タモリ倶楽部」。
僕は決して視聴歴が長くないので正確にはいえませんが、ありとあらゆる社会現象、それも他の番組が決して取り上げることのないものを取り上げ、タモリらがそれを見学・体験したり、他ではやらない企画を実現する、「遊び心」満載のバラエティ番組です。
ただマンホールを見て歩く企画や、台本の製本を体験する企画、銭湯の煙突掃除の中継など、非常にマニア好みでありながら人気の続く長寿番組(1982年放送開始)。昨今ようやく日の目を見つつある「オタク」文化の先駆けといえるかもしれません。
その「タモリ倶楽部」が、4月から宮城県で放送されなくなってしまいました。とても残念です。
僕がこのことを残念がるのは、「タモリ倶楽部」が単に面白いからだけではありません。
この番組は、タモリが大の鉄道ファンであることもあり、近年鉄道ネタの企画が多いのです。
○貨物時刻表をもとに貨物列車を見る
○部屋の窓から鉄道が見えるホテルの格付け
○線路の近くで次にどんな列車が来るかを予想する「埼京線ダービー」
といった調子です。
番組中ではタモリが電車の運転士や電車のジョイント音やアナウンスの物まねをして悦に入ったり、原田芳雄や向谷実(カシオペア)をはじめとする鉄道ファンの芸能人が多数出演したりします。
ホリプロのマネージャーの南田裕介はマネージャーでありながら鉄道ファンということで半ば常連出演者になっています。
先日も「来てよし!見てよし!休んでよし!今夜決定!三ツ星ステーション」というタイトルで、全国の(鉄道ファンにとって)魅力的な駅を紹介するという企画があったのですが、番組表を見ると「タモリ倶楽部」がない!
ネットで宮城県での同番組の放送終了(休止?)を知って落胆したのでした。
まあYoutubeでばっちり見られたのでよかったですけど(笑)。
東日本放送(テレビ朝日系)には「タモリ倶楽部」の放送再開を強く要求します(笑)。
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