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2009年8月28日

2009年 京都・祇園祭(10・終)―神輿渡御

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#01
 ニコンD3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、220mm、1/200秒、F4、マニュアル露出、ISO1000、WBオート

 意外に仕事その他で忙しく、更新がまた空いてしまいました。
 祭りの当日から1ヶ月以上も遅れて、ようやく祇園祭連載の最終回を迎えました。

 7月17日の山鉾巡行が終わったあとの夕方、八坂神社を3基の神輿が出発し、氏子地域を回って四条寺町の御旅所に留まる、神輿渡御が行われます。
 これこそが、祇園祭の中心行事なのです。

 神輿に先立って、行列の先頭を務めるのが、「宮本組」。八坂神社近くに住む氏子たちの組織です。「勅板」などの神社の神宝を持ちます。
 このほか、祇園祭の様々な場面で重要な役割を担っています。

 僕は、三条大橋の西側でカメラを構えました。19時過ぎ、神輿が橋を渡りました。

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 ニコンD3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、220mm、1/200秒、F4、マニュアル露出、ISO4000、WBオート

 

 「ホイットー、ホイットー」の掛け声で神輿が氏子たちに担がれてゆきます。
 この日の深夜に四条御旅所に逗留した神輿は、24日の還幸祭で御旅所から出て氏子地域を回り、八坂神社へと帰ってゆきます。

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#03
 ニコンD700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、28mm、1/160秒、F3.5、マニュアル露出、ISO1600、WBオート

 京の都から悪いものを退散させようという、神輿の渡御。ここにこそ、長い年月祭りを守って来た京都の人たちの思いが込められているのでしょう。

 今回、初めて見た祇園祭。また機会があれば、違った視点で見ることかできればいいなと思っています。

(終わり)

2009年8月21日

2009年 京都・祇園祭(9)―山鉾巡行その3

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 山鉾の中で、特に印象に残ったのが、鶏鉾でした。
 曳子たちがかぶる朱色の笠が目立ちます。これは鶏のとさかを表しているのでしょうか?

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 ニコンD700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、66mm、1/125秒、F7.1、マニュアル露出、ISO200、WBオート

 印象的、と感じたのは、この朱色の笠のことではなく、その豪快な辻回しでした。

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 ニコンD3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、300mm、1/250秒、F5.6、マニュアル露出、ISO250、WBオート

 

 

 

 鉾の前面に乗って、独特の節回しとともに扇子を振り回して鉾の進行を指揮するのが、音頭取。
 通常は2人ですが、辻回しでは4人に増やされます。

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 ニコンD3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、270mm、1/250秒、F5.6、マニュアル露出、ISO250、WBオート

 割り竹の準備をはじめ、辻回しを取り仕切る車方が車輪を押し、曳子も懸命に綱を曳いて鉾を回します。
 短時間で成功した辻回しに、観客は拍手を送っていました。

(続く)

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 ニコンD3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、170mm、1/250秒、F5.6、マニュアル露出、ISO320、WBオート

2009年8月20日

2009年 京都・祇園祭(8)―山鉾巡行その2

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 #01
 ニコンD3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、185mm、1/250秒、F5、マニュアル露出、ISO320、WBオート

 山鉾が交差点を90°曲がる辻回し。山鉾巡行の見どころの一つです。
 各山鉾の曳子たちが、懸命に綱を曳いて、山鉾を方向転換させます。

 この辻回しをするための準備があります。
 道路に割り竹を敷き、車輪がその上に乗るようにします。さらに、水をかけて、車輪を滑らせて方向転換をさせます。

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 ニコンD3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、210mm、1/250秒、F5、マニュアル露出、ISO320、WBオート

 

 

 

 だいたい3回くらい山鉾を曳いて、方向転換が完了します。中には、うまくいかずに4回以上かかることもあります。
 一度に大きく山鉾が回ると、観衆から歓声が起こります。

 無事に辻回しを終えた山鉾は、再びまっすぐに、御池通を西へ進んで行きました。

(続く)

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 ニコンD3、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、62mm、1/125秒、F7.1、マニュアル露出、ISO200、WBオート

2009年8月16日

京都・五山送り火

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#01
 ニコンD700、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>、200mm、1/160秒、F5、マニュアル露出、ISO4000、WBオート、トリミング

 祇園祭連載をまたお休みして、今夜は五山送り火です。
 京都の夏の終わりを告げる風物詩。亡き人々の霊を再び送り出すという意味が込められているそうです。

 初めて見る、京都の五山送り火。先祖や亡き人への畏敬の念を、こういう形で長い間受け継いできたのですね。
 点灯から20、30分ほどで炎は消えました。思っていたより、最後はあっという間に消えた炎。
 幻想的なひと時でした。

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 ニコンD700、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>、200mm、1/160秒、F5、マニュアル露出、ISO4000、WBオート

2009年8月14日

2009年 京都・祇園祭(7)―山鉾巡行その1

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#01
 ニコンD3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、280mm、1/250秒、F5、マニュアル露出、ISO320、WBオート

 かつては付随的な行事だったにもかかわらず、今ではメインとなった山鉾巡行。
 ちょうど梅雨明け直前に当たり、天気が優れないことが多いらしく、この日も一部の山鉾がビニールカバーで覆われていたのが残念でした。

090717_NIKON D3_0106-m.jpg 初めて観る山鉾巡行。場所は、河原町御池の交差点を選びました。
 大きいものでは12トンもの重さがある山鉾が90°方向を転換する「辻廻し」が見られる場所の一つです。

#02 
 ニコンD3、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、70mm、1/100秒、F5.6、マニュアル露出、ISO200、WBオート

 大きいもので高さ25mもの山鉾が通るため、ところによっては信号機が折り畳めるようになっているそうです。
 沿道のビルの窓にも、観客の姿がありました。

(続く)

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 ニコンD3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、300mm、1/250秒、F5.6、マニュアル露出、ISO250、WBオート

2009年8月 6日

2009年 京都・祇園祭(6)―日和神楽

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#01 
 ニコンD700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、55mm、1/80秒、F5、マニュアル露出、ISO1600、WBオート、フラッシュ使用

 宵山の16日の21時過ぎ、各山鉾町の囃子方は、四条寺町にある「四条御旅所」まで囃子を奏でて詣でます。
 奉納を終えた町の囃子方は町へ戻り、ところとごろで町どうしがすれ違います。
 山鉾巡行が行われる翌日の晴天を願う、「日和神楽」です。

D70_3419-m.jpg 囃子方は、鉦や太鼓を付けた屋台車を曳き、横笛などを演奏しながら、まだ見物客でにぎわう四条通を練り歩いていました。

#02 
 ニコンD700、Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)、20mm、1/80秒、F4.5、マニュアル露出、ISO2500、WBオート、フラッシュ使用

 僕が見たころは、四条御旅所から囃子方のみなさんが次々に戻って来ているところでした。

 山鉾の名を書いた高張提灯がなければ、囃子方の姿がわからなくなるほど、まだ混み合う四条通。
 宵山の夜は更けてゆきました。

(続く)

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 ニコンD700、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、170mm、1/125秒、F5、マニュアル露出、ISO5000、WBオート、フラッシュ使用

2009年8月 3日

2009年 京都・祇園祭(5)―屏風祭

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#01 
 ニコンD700、Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)、17mm、1/60秒、F2.8、マニュアル露出、ISO5000、WBオート

 祇園祭の期間中、山鉾が立つ各町の集会所の町家で山鉾の装飾品を展示したり、商家などが家の一部を公開して、家宝の美術品などを展示しています。
 虫干しも兼ねて豪華な屏風を展示することが多いため、「屏風祭」と呼ばれています。

D70_3393-m.jpg  山鉾町によっては、新しいマンションの1Fロビーに装飾品を展示してあるところもありました。
 時代の流れを感じるとともに、この歴史都市において、もっと厳しい景観保護のための規制は必要ではなかったのか?との疑問が乗じます。すでに手遅れですが。

#02 
 ニコンD700、Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)、25mm、1/60秒、F3.5、マニュアル露出、ISO1600、WBオート

  宵山のこの夜、各通は、山鉾に加えてこの屏風祭を一目見ようとそぞろ歩きする人々で深夜までごった返していました。

(続く)

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 ニコンD700、Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)、17mm、1/60秒、F4.5、マニュアル露出、ISO4000、WBオート

2009年7月29日

2009年 京都・祇園祭(4)―宵山(続)

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 各町内に立てられた山鉾を多くの人たちが見て楽しむ、宵山。
 祇園祭の期間中、最多の人出を誇るといいます。
 浴衣姿もしばしば見られました。

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 ニコンD700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、75mm、1/60秒、F4、マニュアル露出、ISO1000、WBオート

 

 

 

 あまり広くはない通のあちこちに山鉾が立ち、辺りは提灯の灯りに照らされます。

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 ニコンD700、Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)、24mm、1/80秒、F4、マニュアル露出、ISO1600、WBオート

 

 

  

 各町には集会所である「町家(ちょういえ)」があります。
 北観音山は、町家の2階と、山の上層を渡り廊下でつないでいる山鉾の1つ。
 山鉾によっては、宵山期間中、一般客も山や鉾に搭乗することができます。

(続く)

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 ニコンD700、Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)、22mm、1/60秒、F5.6、マニュアル露出、ISO640、WBオート

2009年7月28日

2009年 京都・祇園祭(3)―宵宮神賑奉納・下

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 宵宮神賑奉納行事の続きですが、この写真は舞妓さんではありません。
 祇園祭音頭という踊りを、小学生の女の子たちが輪になって踊りました。

 中でも、この写真の子は子どもとは思えない妖艶さ。
 化粧の力ではなく、彼女が持つ大人の表情に、はっとさせられました。

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 ニコンD700、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、195mm、1/50秒、F4、マニュアル露出、ISO200、WB温白色蛍光灯、フラッシュ使用、トリミング

 

 このあとも、にぎやかに行事が続きます。
 「大石囃子」は、エンドレスの囃子に乗って、ひょっとこや恵比寿顔の面をかぶった男性がとてもユーモラスな寸劇を演じていました。

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 ニコンD700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、28mm、1/60秒、F5、マニュアル露出、ISO200、WB温白色蛍光灯、フラッシュ使用、トリミング

 

 祇園獅子舞研究会による獅子舞は、2人1組の大きな獅子舞が2頭。
 獅子舞を脱いだ4人全員が若い女性であることに、観客たちも驚きました。

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 ニコンD700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、32mm、1/50秒、F5、マニュアル露出、ISO200、WB温白色蛍光灯、フラッシュ使用、トリミング

 

 

 締めくくりは、八坂神社祇園太鼓のみなさん。
 中でも、1人の男性の力のこもった、ばちさばきに、僕は目を奪われました(笑)

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 ニコンD700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、75mm、1/50秒、F5.6、マニュアル露出、ISO200、WB温白色蛍光灯、フラッシュ使用

 

 女性も多い、この祇園太鼓。エネルギッシュな演技に拍手とともにアンコールが送られ、太鼓のみなさんもそれに応えてくれました。

(続く) 

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 ニコンD700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、32mm、1/50秒、F5.6、マニュアル露出、ISO200、WB温白色蛍光灯、フラッシュ使用

2009年7月27日

2009年 京都・祇園祭(2)―宵宮神賑奉納・上

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#01 
 ニコンD700、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、100mm、1/40秒、F8、マニュアル露出、ISO200、WB温白色蛍光灯、フラッシュ使用、トリミング

 祇園祭に関連して、様々な伝統芸能が披露されます。
 16日夜に八坂神社のお膝元、祇園商店街の主催で催された「宵宮神賑奉納」では、仮設舞台で京舞や獅子舞、太鼓の演技を見ることができました。

D70_2781-m.jpg  中でも注目を集めるのは、祇園甲部歌舞会の舞妓さんたちによる京舞です。
 僕も京都に足繁く通うようになったものの、京舞を見るのは初めてでした。

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 ニコンD700、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、300mm、1/40秒、F4.5、マニュアル露出、ISO200、WB温白色蛍光灯、フラッシュ使用

 

 開演の1時間前から人垣が。観客たちは、時折ぱらついた小雨に気をもみながら、舞妓さんの登場を今か今かと待ちました。

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 ニコンD700、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、300mm、1/40秒、F8、マニュアル露出、ISO200、WB温白色蛍光灯、フラッシュ使用

 

 

D70_2795-m.jpg 囃子の調べに乗せて、だらりの帯の舞妓さんたちが、情熱を内に秘めた舞を披露。
 憂いを帯びた演技が観客たちを魅了していました。

(続く)

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 ニコンD700、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、300mm、1/50秒、F4、マニュアル露出、ISO200、WB温白色蛍光灯、フラッシュ使用、トリミング