2012.05.29(火)

ふるさとの南風(はえ)に吹かれて―2012 牛深ハイヤ(4)

 

#01
ニコン D3、シグマ APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM、150mm、1/1250秒、F4、露出モード:マニュアル、ISO200、WBオート

牛深ハイヤ踊りを後々まで伝え続ける、牛深ハイヤ保存会のみなさん。

牛深は三方を山に囲まれ、薩摩と各地を結ぶ海運帆船、漁船の風待ち、波待ちの恰好の寄港地として栄えました。
船乗りの男たちは酒盛りをして天候を待ち、牛深の街はにぎわいを見せました。かつては遊郭も立ち並んだほどです。

 


そんな酒盛りの席で歌われていたというのが、牛深ハイヤ節。「ハイヤェー」の甲高い歌い始め、三味線が刻む二拍子が、心をつかみます。
このハイヤ節が、西回り、東回りの航路を経て全国各地に伝播し、鹿児島ハンヤ節、三原やっさ節、佐渡おけさ、津軽アイヤ節と、個性豊かな民謡が生み出されていったといわれています。

#02
ニコン D3、シグマ APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM、210mm、1/1250秒、F4、露出モード:マニュアル、ISO200、WBオート、トリミング




越中八尾のおわら節との共通点も指摘され、そしてあの阿波踊り、阿波よしこの節もまさに元をたどればこの牛深ハイヤにゆきつくそうです。


#03
ニコン D3、シグマ APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM、120mm、1/1250秒、F4、露出モード:マニュアル、ISO200、WBオート





踊りは、もともとは決まった振り付けというよりは、思い思いに踊られていたそうです。
牛深の酒席では、最後にハイヤ節を唄い、誰かが踊りだし、やがてみんなで踊って最高に盛り上がる、といいます。

海の生業とともに生きる牛深の人々の生のエネルギーを、ハイヤは伝えてくれているようです。

#04
ニコン D3、シグマ APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM、160mm、1/1250秒、F4、露出モード:マニュアル、ISO200、WBオート




#05
ニコン D3、シグマ APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM、120mm、1/1250秒、F4、露出モード:マニュアル、ISO200、WBオート、トリミング

今のハイヤ踊りは、保存会の人たちが戦後に振り付けたものだそうです。
腰を落として網を引く動作や、艶っぽく腰を振るしぐさが入るなど、牛深の風土を見事に表現しています。

実に明るく陽気な踊りです。


#06
ニコン D700、タムロン SP AF28-75mm F2.8 XR Di LD ASPHERICAL(IF)MACRO、42mm、1/640秒、F7.1、露出モード:マニュアル、ISO200、WBオート

保存会の指導で、見物客も飛び入りで踊りに参加していました。


#01
ニコン D3、シグマ APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM、120mm、1/1000秒、F4.5、露出モード:マニュアル、ISO200、WBオート

数々の民謡の起源とされるこの牛深ハイヤ。
徳島のみなさん、全国のみなさんにぜひ見ていただきたい祭りです。

(続く)

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