青空に、2本の旗がはためく。
屈辱のしるし。
沖縄は、このくびきを断ち切れるか。
#01
ニコン D700、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、135mm、1/1600秒、F10、マニュアル露出、ISO200、WBオート、沖縄県中頭郡北中城村石平
青空に、2本の旗がはためく。
屈辱のしるし。
沖縄は、このくびきを断ち切れるか。
#01
ニコン D700、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、135mm、1/1600秒、F10、マニュアル露出、ISO200、WBオート、沖縄県中頭郡北中城村石平
今回は、今まで以上に小町娘たちが合間に見せるしぐさに注意を払いました。
#01
ニコン D3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、300mm、1/500秒、F5、マニュアル露出、ISO200、WBオート
#02
ニコン D3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、300mm、1/500秒、F5、マニュアル露出、ISO200、WBオート
楚々として。
いつも、小町娘たちの緊張が解け、素顔が見える餅撒き。
これで小町まつりもおしまいです。
#03
ニコン D3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、150mm、1/500秒、F4、マニュアル露出、ISO200、WBオート
すっかり暖かくなり、草の薫りが風に乗り、夜は蛙の声がこだまする小町の郷。
なぜか何度も行きたくなる、日本の原風景です。
(おわり)
前回、小町まつりのことにふれましたので、開催から半年近くも遅れてしまったのですが、今年の小町まつりの写真を掲載したいと思います。
#01
ニコン D3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、300mm、1/400秒、F4、マニュアル露出、ISO200、WBオート
昨年は行けなかったため、2年ぶりの小町まつりでした。
#02
ニコン D3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、270mm、1/800秒、F5.6、マニュアル露出、ISO200、WBオート
4月に新しく就任した小町娘たちは、小町の名にふさわしい所作、立ち居振る舞いの厳しい特訓を受け、この日を迎えます。
市女笠(いちめがさ)と虫垂絹に隠された彼女たちの素顔に、不思議な憧れを抱きます。
(つづく)
#01
ニコン D3、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、360mm、1/640秒、F5.6、マニュアル露出、ISO200、WBオート、×1.4テレコン使用
今は沖縄にいますが、沖縄に来る前の話です。
先日、小野小町の生誕の地と伝わる秋田県湯沢市(旧雄勝町)から、あきたこまちの新米が届きました。
2008年6月の小町まつりでその姿を撮った小町娘の一人の方が送って下さったのです。
彼女のご両親も娘の晴れ姿を撮影したのですが、残念なことに目をつぶった写真が多かったのだとか。
mixiを通じて今年になって彼女と知り合い、そのことを知った僕が、A4サイズに写真を何枚かプリントし、送って差し上げました。
その写真を、彼女と、とりわけご両親が大変喜んで下さったとのことでした。
写真をやる者として、こんなふうに喜んで頂けるのは、とても大きな喜びです。
そして先日、「写真のお礼」とおっしゃって、彼女の実家でお父様が主に自家用に作られているお米を下さったのです。
写真を撮らせて頂いただけでもうれしいのに、そして写真を喜んで頂けただけでうれしいのに。
本当に幸せです。
これだけでもう十分過ぎるほどうれしいのに、このお米がとてもとても美味しいんです。
粒立ち、というのでしょうか。一粒一粒がとても感じられ、食べていて幸せを感じるほどです。
今まで食べたお米の中で一番美味しいです。お米ってこんなに違うものなのかと、恥ずかしながら初めて思いました。
日本人でよかったと思いましたし、こんな美味しいお米を生み、日本の原風景を守っている農業を壊してはいけないと思いました。
今年は今まで以上に、写真を通じてうれしい出来事がたくさんありました。
人に喜んで頂けるような写真を、これからも撮っていきたいと思います。
#01
ニコン D700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、75mm、1/125秒、F4、マニュアル露出、ISO200、WBオート
宜野湾漁港にある、漁師たちの休憩所。
そこで可愛い猫に出会った。
宜野湾市上大謝名地区。
米国内だったら、滑走路への進入路直下で危険なため人が住めない「クリアゾーン」に人が住む。
「これ墜ちるだろ?」っていうくらい、地面に激突するんじゃないかと思うくらいの低さで、米軍機が突っ込んで来る。
写真を撮っていて初めて恐怖を感じた。
#01
ニコン D700、タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di、28mm、1/800秒、F5.6、マニュアル露出、ISO200、WBオート
米軍は沖縄で市街戦の訓練もやるし、ジャングル戦の訓練もする。
いや、訓練だけでなく現実にここから侵略に飛び立ってきた。
日本で最も戦場に近い土地。
よく「必要だけど欠けているもの」が、ジグソーパズルのピースに例えられる。
だけど、このど真ん中のでかいピースは違う。
ここから米軍は殺戮と脅迫に出かける。世界を意のままにしたいがために。
ここが、住民の生命を毎日脅かしている。安眠を奪っている。
米軍のおかげで沖縄が、日本が守られているという子ども騙し。
基地による経済振興という子ども騙し。
そんなのに騙されるのは、もう古い。
古いものをきっぱり否定できる人を、県民は沖縄の代表に選べるか。
いよいよ今日、沖縄県知事選が告示されました。
いよいよ明日、沖縄県知事選が告示される。
米軍基地への依存=停滞か、そこからの脱却=飛躍か。
この一戦ですべてが決まっちゃうわけではないけど、沖縄、そして日本の未来を左右する歴史的な選挙。
どうか県民のみなさんには、時代の趨勢を見極めてほしい。
#01
ニコン D700、シグマ APO 100-300mm F4 EX DG /HSM、195mm、1/320秒、F13、マニュアル露出、ISO2000、WBオート、沖縄県宜野湾市大謝名
沖縄独特の立派な亀甲墓。
住宅地の中などに散在する。
しかし、ここは米軍普天間基地。
先祖の墓が、フェンスの向こうにある。
この理不尽。
毎年4月の清明祭(シーミー)の時にだけ、近隣住民は立ち入りを「許可」される。
やや長い出張で先月末から沖縄に来ています。
実に今年4度目の沖縄出張です。
今回僕は、宜野湾市で仕事をしています。
宜野湾市はいうまでもなく、米軍普天間基地に市のど真ん中を占領されています。
そして、他国、アメリカ本国では絶対にありえない、住宅地の間近を米軍機が低空飛行し、離着陸する「世界一危険な基地」です。
その危険性は、2004年の沖縄国際大米軍ヘリ墜落事故で実証されました。
写真は、滑走路への着陸進入コース直下で騒音が最も酷い上大謝名地区で。
住宅の上に米軍機が迫ってきます。
「頭の上に落ちて来るんじゃないか」という沖縄の人の表現を新聞で読んだことはありましたが、宜野湾市を歩いていると、それを実感します。
こんな状態が365日続く、宜野湾市の日常です。
最近のコメント