2009.10.04(日)

歴史と浪漫――妻籠、馬籠、岩村、明智の旅(8)<妻籠・下>

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 更新が滞ってしまっていますが、もう少しこのシリーズは続きます。

 江戸時代の木賃宿だった「上嵯峨屋」は、ほぼ当時のまま残っています(有形文化財)。
 伊藤さんが、右手の外に面した柱や戸をはずせることなど、面白く教えてくださいました。

090909_NIKON D700_0121-m.jpg 宿場で大名や勅使など特別な一行のみのために用意された宿泊所が本陣ですが、その予備的な施設として脇本陣がありました。
 妻籠宿では、明治初期に建てられた脇本陣が国の重要文化財に指定されています。

 良質な木材の産地である木曽の森林は、尾張藩によって伐採が厳しく制限されました。無断で伐採すれば死罪となり、「木一本首一つ」といわれました。

090909_NIKON D700_0123-m.jpg 脇本陣奥谷(奥谷は、兼業だった造り酒屋の屋号)は、かつては禁制だった檜をふんだんに使っています。
 左の写真は、通称「竹の間」。右上に竹の葉をかたどった透かし欄間が見えます。大名などがここに通されたそうです。
 左上に見える書は、島崎藤村のものです。

 

090909_NIKON D700_0153-m.jpg お昼は、伊藤さんの奥さんがおすすめしてくれ、僕も事前にチェックしていた「吉村屋」で、美味しい蕎麦を。
 その近くの「俵屋里久」で名物の五平餅を食べました。クルミの風味が漂うタレとマッチしてとても美味しかったです。

 

090909_NIKON D700_0156-m.jpg まだまだゆっくりしたい気持ちを抑えて夕方、妻籠をあとにしました。
 JRとタクシーを乗り継いで、最後の目的地、馬籠に着きました。
 坂を上って宿場町に着くと、もう夕暮れ時でした。

(続く)

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