歴史と浪漫――妻籠、馬籠、岩村、明智の旅(4)<阿木駅、明智駅>
旅の初日の夜は恵那に宿泊。通過しかしたことのなかった岐阜県に初めて泊まり、これで経県値は186に上昇しました。
2日目の8日、再び明知鉄道に乗り、阿木駅で降りました。駅の前は美しい田園風景。立派に実った稲穂が風に揺れていました。
阿木駅は木造の駅舎も魅力。僕好みの、落ち着いた佇まいでした。
そんな駅ですが、すぐ近くに阿木高校があり、通学時間帯は大勢の生徒たちが乗降します。
明知鉄道は高校生だけでなく、お年寄りなど利用客の姿が多く見られました。
利用状況に少しはほっとしたものの、利用客数は以前より減少しています。毎年赤字が続いており、恵那市と中津川市が補填しています。
この路線は、国鉄明知線を経営分離して1985年に第3セクター化したものです。
そもそも、赤字路線を鉄道ネットワークから切り離したことが誤っています。
沿線住民に赤字の負担を押し付け、利用客の多い路線はもうけの道具にする。国鉄分割民営化に改めて怒りを覚えます。
阿木から終点の明智へ。これで明知鉄道も完乗となりました。
旧明智町(現恵那市)は、町に散在する大正期の洋風建築を積極的に観光資源に生かしています。
その玄関口の明智駅。駅舎の入り口も、おしゃれな工夫がされています。![]()
終点の明智駅に着くと、奥の車庫に入ってゆく車輌。
車庫には、現在予備的にしか使われていない「アケチ6形」の姿もありました。
(続く)
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