2009.07.11(土)

都議選で民主党に入れようと思っているあなたへ

 12日投票の東京都議会選挙は、マスコミと一体となった「政権交代」キャンペーンで民主党に強い追い風が吹き、第一党をうかがう勢いとなっているようです。

 しかし、「政治を変えたいから民主党に入れる」と考えている方には、「本当にそれでいいのですか」といいたいのです。

 (1)民主党は、石原都政による福祉切り捨てに、自民、公明と一緒になって賛成してきました。

 今回の都議選の最大の争点は、税金の無駄遣いをやめて、切り捨てられてきた東京の福祉、医療、教育にこそ振り向ける、そういう都政への転機となる選挙にできるかどうかです。

 石原都知事のもと、東京都では、
●65歳以上の医療費助成廃止
●敬老乗車証(シルバーパス)有料化
●特養ホームへの人件費と用地費補助廃止
と、高齢者福祉が大幅に後退させられ、決算に占める高齢者福祉費の割合は全国でかつての2位から47位、最下位へと転落しました。

 これらの切り捨てに、民主党はすべて賛成してきました。
 民主党は、都議選の「東京マニフェスト2009」で、介護施設を増やし、「介護難民ゼロ」をめざすといっています。
 特養ホームの建設、運営の補助を削っておいて、どうやってそれを実現するのでしょうか。

 また、医師・看護師不足を背景に、救急受け入れを断られた妊婦が亡くなるといった医療危機があるにもかかわらず、東京では
●都立病院の半減計画
●3つの都立小児病院廃止計画
●都立看護学校4校廃止、看護師養成数半減

などと、社会の要請とは正反対のことをやってきました。
 これらにも賛成してきたのが、民主党です。

 民主党は、子育てや教育にかかわる都民の願いにも背を向けてきました。

 全国で東京以外の46道府県で実施している小中学校の少人数学級実施を求める請願の不採択に賛成し、少人数学級に反対しているのも民主党。
 認可保育園の増設にも反対しているのが民主党です。
 民主党はマニフェストで「待機児童ゼロ」をいっていますが、安い費用で安心して子どもを預けられる認可保育園増設に反対しておいて、よくもこんなことがいえるものです。

 

 (2)民主党は、税金の無駄遣いをなくすことに反対しています。

 石原都政は、1mつくるのに1億円以上もかかり、環境破壊もひきおこす外郭環状道路建設を推進しています。これには4兆円が必要です。
 この外環道は、練馬―世田谷間では深さ40m、直径16mもの地下トンネルを掘るというもの。このトンネル工事計画は、大手ゼネコンから出されたメンバーで検討されており、ゼネコンのための工事です。
 これに費やす税金を都民の暮らしに役立てれば、たくさんのことができます。800m分で75歳以上の医療費無料化が、91m分で小学校低学年の30人学級が実現できます。

 このムダな高速道路建設に、民主党は大賛成です。

  都議たちが観光地を物見遊山していると批判されている豪華海外視察。1人平均200万円近くもかかっています。
 ある民主党都議は270万円かけて北欧都市の視察に出かけてきました。

 この豪華海外視察、民主党はこれからも続けると表明しています。
 こういう無駄遣いをしている民主党に、ムダをなくす仕事は絶対にできません

 

 (3)民主党は選挙の時だけ「野党」のふりをする卑怯な政党です。

 民主党は、マニフェストで「新銀行東京の存続にNO」「築地市場の移転にNO」と、石原知事の悪政に反対してきたかのようなことをいっています。
 街頭でも、まるで石原都政と対決しているかのようなことをいい、自民党と対決しているかのようなことをいっています。
 これは、ひどい都民だましです。

 民主党は、破たんした新銀行東京の設立、1000億円の出資に賛成したのです
 さらに、今年3月にも、新銀行に税金を投入することにつながる条例に賛成しています。
 それなのに、選挙の前になって「新銀行NO」とは、恥ずかしくないのか

 築地市場の移転にしても、今年5月の都議会で、移転再検討を求める請願の採択に反対したのは民主党です。

 与党と野党の違いは、国政では内閣を、地方では首長を支持しているかどうかで決まります。
 民主党はこの4年間、石原知事の提案に99.3%賛成してきました。ほぼすべて賛成で、当然与党です。
 それを隠して、野党のふりをして、「与野党逆転を」などとアピールするなど、人間としての良心、矜持があればできないことです。
 石原知事も、「今まで協力した民主党までが、(新銀行や築地移転反対といい出し)何かこのごろわけのわからないことになった」といっています(笑)

 こんな卑怯な態度をとる政党に、大切な1票を託してしまっていいのでしょうか?
 それこそ、票のムダではないでしょうか。

 税金の無駄遣いををなくすため、都民の福祉、医療、教育を充実させるためには、民主党の議員がいくら増えても何の意味もありません。
 自民、公明とともに、都民の願いとは逆の態度をとっている政党だからです。

 これで話が終わると、希望がなくなってしまいます。
 でも、税金の無駄遣いをやめる、都民の暮らしにこそ振り向ける、という当たり前の主張を一貫して行い、その実現に最大限努力している政党が、あります。
 日本共産党です。
 自民、民主とちがって、大企業からの政治献金を1円も受け取らないからこういうことができるのです。
 大企業からの金まみれの自民、民主が庶民のための政治をすることは永遠にできないのです。

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