2月16日のことですが、写真家・ハービー山口さんの写真展を見に行って来ました。
山口さんは、CDジャケットなど芸能人の撮影や、街角のスナップ写真で活躍中で、温かみのある人物写真が人気の写真家です。
山口さんの写真展があることを知って、ぜひ行きたいと思いました。
しかし、実は山口さんの作品を見たのは今回が初めて。なぜ、写真展を見に行きたかったか、それには理由があります。
僕は2006~07年にかけて、カメラ雑誌の月例フォトコンテストに自分の作品を応募し、たびたび入選させてもらっていました。
その中でも特に思い入れの深い作品として、宮城県のくりはら田園鉄道の廃止の日の模様をとらえた組写真があります。それは、「CAPA」07年10月号でその月の3番目によい賞である「3席」(チャレンジの部)に選ばれました。
そのこと自体、簡単なことではなく、僕の写真に対する自信をとても深めてくれたことでした。
その審査員をされているのが山口さんです。
選評の一節に、僕に対して「温かい愛情を持ちつつ、この路線の最後の一日を見事にルポルタージュしています」とありました。
僕の作品に対する思いをよく理解して下さっているなと、うれしい気持ちになったのです。
そういう山口さんの作品を是非見てみたいと思っていました。
六本木にある富士フィルムフォトサロンで写真展を見て、思ったとおり、僕がとても好きな写真を撮る方だと思いました。
行きつけのカフェや美容院、あるいは道端で、いろんな人の自然で素敵な表情をとらえていました。
被写体に対する温かな眼差しが感じられ、どれも温もりのある写真でした。
会場には山口さんご本人がいらっしゃり、とても気さくに話しかけて下さいました。
そこでお聞きしたお話の中で、「写真を撮るのに一番大切なのは人間としての力だ」ということがとても印象的で、全面的に共感しました。
僕も日頃から、写真にとって一番大切なのは撮り手の感性だと考えていたので、山口さんと同じことを考えているんだと、うれしくなりました。
また、山口さんの作品を見たり、お話する機会があるといいなと思います。



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