2008年7月アーカイブ

2008.07.31(木)

 相変わらず非常に忙しく、まともに更新できていませんが、あまりに驚いたニュースに接して簡単に更新を。

 夏の高校野球で群馬代表となった桐生第一が、現役野球部員が強制わいせつで逮捕されたにもかかわらず、甲子園出場を辞退せず、校長が記者会見で出場を希望したというのです。
 報道によれば、高野連も「事件に関与したのは部員1人」として処分は行わない考え。このままいけば「無事」出場です。

 最近でも、部内暴力や喫煙といった不祥事で明徳義塾や駒大苫小牧が大会出場を辞退したことがあります。
 試合に勝つためには何でもしたあの明徳でさえ、辞退したのです。

 部内暴力よりもさらに重大な犯罪を部員が犯したにもかかわらず、監督の辞任どころか出場辞退さえしないとは、いったいどうしたらこのようなあつかましい振る舞いができるのでしょうか。
 出場辞退が当然であり、群馬大会準優勝の樹徳を出場させるべきです。
 これは被害者感情からいってもそうです。

 とりわけ、高校野球は単にスポーツであるのみならず、教育と一体のものです。
 現役部員が犯罪を犯したとなれば、野球部にも指導責任が問われます。
 なんら弁解の余地なく、道義的に出場の資格はありません。
 この件で、桐生第一の野球部、さらにいえば同校そのものの教育姿勢がうかがい知れるというものです。

 この強制わいせつ事件が起きた同じ日に、同校の生徒が元生徒に殺される事件が起きていました。
 これほど悪いイメージを背負って甲子園に出場する高校も、高校野球の歴史上初めてです。

 あつかましくも出場希望という道を選んだ校長や野球部の指導者ら。
 「この大人にしてこの生徒あり」などというそしりを受けるとしても、しかたありません。

| コメント(0) | トラックバック(0)

2008.07.14(月)

DSC_2833-m.jpg

 今日14日は、明日の「追い山」を前にした最終調整ともいえる「流れ舁(か)き」です。
 夕方から各流の町域内で、山が舁かれました。追い山にもひけをとらない、祭りの大きな見どころです。

 昨夜の飲み過ぎの影響で、今日は10時過ぎに起床し、シャワーを浴びて正午ごろからようやく行動(笑)。
 昨夜のこともあるので、軽くランチしようと、ある喫茶店を目指しました。
 それは、「シャコンヌ」という、クラシック音楽を聴くことのできる老舗喫茶店。母が若い頃よくいっていたと話を聞いていたので、一度行ってみたかったのです。
 行ってみたら、なんとも残念なことに店は今年3月で閉店していました。こんなことなら、昨年9月に福岡に来た時に行っておけばよかった…。

DSC_2804-m.jpg  昼食は、行き付けの「吉塚うなぎ屋」でとることに。やはり昨夜の影響か、うな重を食べ切るのにやっとでした。
 でも、相変わらずうまい。特に飯の炊き方が理想的なまでに僕好みです。

 今回は飛行機なので、地下鉄で通過するだけだった博多駅に行ってみたら、あの見慣れた駅ビルがすでに取り壊されてなくなっていました!
 なんという不覚。昨年暮れに壊されたそうです。駅ビルの建て替え前に写真に撮っておきたかったのに。福岡のニュースのチェックが甘かった…。

DSC_2676-m.jpg  天神に戻って、何度来ても歩きたくなる天神地下街などを歩き、福ビルの「ガトー風月」でショートケーキやマドレーヌなどを買うと、もう夕方に。買ったものをホテルに置いて、出撃しました。

 ホテルから比較的近いエリアの大黒流、土居流、西流の3つに狙いを定めて撮ろうとしましたが、そう甘くはありませんでした。
 大黒と土居の2つをおさえるのが精一杯。西までは手が回りませんでした。

 それぞれの流の町域内で、「オイッサオイッサ」の掛け声とともに山が辻々を巡ります。
 左右の沿道からはひきっりなしに勢い水(きおいみず)がかけられ、男たちと山を冷やします。

DSC_2903-m.jpg

 やはり、山笠を撮るのは難しい。山が動く速さが速いのと、男たちの人数が多くてうまい具合に構図をつくるのに苦労します。
 今回、自宅を出る時にカメラマンベストを着るのを忘れてしまいました。
 致命的なほどの損害はないのですが、とっさにレンズをしまえるベストを着られなかったのは、結構痛いです。
 あと、やっぱりサブカメラが欲しいと思いました(笑)。こういう撮影の時にはレンズ交換している時間はありません。

DSC_2764-m.jpg  それぞれの流の舁き山はお膝元の町内を巡ったあと、山小屋に戻っていきました。
 あちこちの詰所では、流れ舁きを終えたあとの直会(なおらい)が開かれていました。
 博多祇園山笠は、明日いよいよ「追い山」です。

| コメント(2) | トラックバック(0)

200807132135000-s.jpg

 昨日13日は、山笠は「集団山見せ」という行事の日。本来博多の祭りである山笠が、那珂川を渡って福岡市役所の前まで舁(か)かれるというもの。
 1962年から福岡市の要請で始まりました。観光色の強い行事です。

 僕はこの日、自分が幼少期を過ごしたところを訪れました。福岡へ帰った時はほぼいつもそうしています。
 そこで、幼児のころ多くを一緒に過ごした幼なじみの2人の女の子のお宅の呼び鈴を押しました。事前の連絡はなしです(笑)

 すると、まず1人目のお宅ではお母さんが出て、名前を名乗るとすぐに思い出してくれました。玄関先で一しきり話に。「よく訪ねてくれた」と喜んでくれました。
 そこの子は結婚して2児の母になっているとのことでした。

 2人目のお宅では、本人もいて22年ぶりに再会!さすがに街でばったりあったらお互いわからないくらい大人になっていました(笑)彼女も近々結婚の予定があるとのこと。残念w

 そのお宅でしばらく話をしたため、夕方の集団山見せはほとんど間に合わず、最後の7番山笠・土居流が市役所前に入るのを見たのが精一杯でした。でも、ほかには代えられない時間を過ごせてよかったです。

200807132107000-s.jpg  その夜は、夕食は屋台のラーメンにしようと天神へ。のれんをくぐってラーメンとビールを頼むと、先客に2組の夫婦がいて楽しそうにしていました。友人どうしの4人は、いつも一緒に飲むのだけど、今日は天神でばったり出会ったのだとか。

 ほどなく、一人でラーメンをすすっている僕にも声をかけてくれ、話の輪の中に。
 福岡生まれであることや、山笠を見に来たことなどを話すと、「飲まんといかん」と、焼酎を勧められました(笑)
 話をするうちに、なんと、両方の夫婦の女性はどちらも西鉄バスの運転士だというがわかり、西鉄バス好きの僕は興奮(笑)方向指示幕のLED化などマニアックなことについて話を聞いたりして盛り上がりましたw

 僕のあとに入って来た、富山から来たという夫婦も交じり、初めて顔を合わせた7人が愉快に語り合う。まさに博多の屋台を満喫しました。
 しかも、僕とその富山の夫婦のお代までごちそうして下さいました。自分の分を払おうとすると、「いつか、こういうつながりでまた誰かにごちそうしてやり」。〝博多もん〟の心意気を感じました。

 ビールに焼酎2杯は、ひ弱な僕にはきつかったようで、ホテルに戻ってから少々辛い目に(笑)。
 それはさておき、山笠撮影は一休みでしたが、うれしい二つの出会いがあった一日でした。

| コメント(0) | トラックバック(0)

2008.07.12(土)

DSC_1884-m.jpg

 僕は今、生まれ故郷の福岡にいます。
 福岡というよりも日本を代表する伝統行事、博多祇園山笠を5年ぶりに観に、そして撮りに来ました。

 山笠は、福岡の博多で700年以上の伝統を誇る行事です。
 櫛田神社の氏子たちによる奉納行事で、かつての町割りに起源をもつ「流(ながれ)」という区域ごとに山笠とよばれる山車を担ぎ、地域を巡ります。
 山車といっても車輪がなく、舁(か)き手たちが担ぎ、その速さを競うというもの。
 「オイッサオイッサ」という掛け声とともに山が駆け抜け、沿道から「勢い水(きおいみず)」が掛けられるさまは、見ているだけでも血が沸き立つようです。

DSC_2109-m.jpg  7月に入ると福岡はこの祭り一色に染まり、いよいよ夏本番が告げられるのです。
 とりわけ、山笠が動き出す10日から、クライマックスである「追い山」の15日にかけては、祭りの興奮は最高潮に達します。

 福岡市に生まれながら、そこで過ごした8年間に一度も山笠を見たことがなかった僕は、2002年に初めて見る機会を得ました。
 その時に見たのは、10日の「流れ舁き」。行事中初めて「山が動く」日であり、各流の区域内でそれぞれ山が舁かれます。
 たまたま仕事で福岡を訪れたついでだったので、その日だけしか見られなかったのですが、その魅力にとり憑かれました。その時の写真は、僕のホームページの「君住む街へ」で紹介しています。当時の撮影枚数の少なさに驚きますね(笑)
 その翌年には初めて、12日以降の「追い山ならし」や最後の「追い山」を見ました。

DSC_2174-m.jpg  それから5年。その間に仙台にいたこともあり、久しぶりとなりました。5年前と比べて成長したカメラマンの目でぜひ見たいという思いで、飛行機に飛び乗ったわけです。

   実は、先週日曜からどうやら風邪のようで、連日頭痛が続き、今日を迎えてしまいました。
 幸い、というか、山笠に対する情熱のせいなのか、今日はやっと頭痛が引いてなんとか山笠を楽しむことができました。

 久しぶりということで、今日はやっと山笠の感覚を取り戻した気分です。
 病み上がりのため体力が低下していて、重いカメラ機材を抱えて山を追ってのダッシュは鈍いものがありましたが(笑)。
DSC_2320-m.jpg  山を舁いて火照った体を勢い水で冷やす男たちには及ぶべくもありませんが、こちらも見て、撮って、走って、水がかかったわけでもないのに自分の汗でびしょ濡れでした。

 5年の間に、D2Hを飛び越えてD3での撮影となりました。全幅の信頼をおけるカメラであり、なんとも頼もしいものです。
 しかし、このカメラをもってしても、一瞬で表情が変わったり、群衆となった男たち同士が目まぐるしく位置関係を変える状況では、思い通りの撮影とはいかないものです。
 撮っている時は夢中。カメラと脚立を抱え、息を切らして走り、あとで見た時に「この一瞬」を切り取ったといえる一枚を願ってシャッターを切り続けました。

DSC_2314-m.jpg  今日は「追い山ならし」といって、15日早朝のクライマックスである「追い山」のリハーサルのような行事。
 リハーサルとはいいえ、期間中2番目の盛り上がり。舁き手たちも、観客も、相当の意気込みです。
 最初は櫛田神社前に陣取りましたが、一番山笠がスタートする1時間半前から待ち続けました。

 明日の行事も夕方から。行事も最も緩やかな「集団山見せ」です。
 今夜はゆっくり寝て、体力を回復したいところです。

| コメント(0) | トラックバック(0)

2008.07.03(木)

DSC_2199.JPG

 「あーあ」
 タイトルを見てこう思う方がいるとしたら、かなりの「日々雑感」通です(というか、僕のことをよくわかってらっしゃる)。

 D3、D300の発売からわずか7ヶ月半。ニコンが今度はフルサイズセンサーを搭載した中型機を発表し、今月25日にもう発売するのです。
 心中穏やかではありません(笑)

 昨年末、D3を買うために手放すまで、D2HとD200の2台体制でした。
 祭りでのヘビーな撮影ではレンズを交換する数秒の時間と労力も惜しまれます。
 それに、ちょっとした散歩がてらの撮影などには、D3より小さく軽いカメラが欲しいところです。
 なので、いずれ2台目を買うことは当初から決まっていることです。
 問題は、これだけ困窮しているところに、ニコンがこんなに早くこういうカメラを発売してしまうことです(笑)

 カメラ好きならご存知の通り、D700は、D200やD300と同程度の大きさのボディに、D3と全く同じ撮像素子とAFモジュールを載せています。
 シャッターユニット等の違いから、連写性能や耐久シャッター回数、レリーズタイムラグに差はあるものの、それを除けばD3と全く同じ画質で撮れるカメラです。

 ただし、価格が当初でおよそ29万円前後と予想されること、そして重さが995gもあり、D300より170gも重く、D3より245gしか軽くないということが、おいそれとは手を出せない要因ではあります。

 しかし、D3購入を機にフルサイズに完全移行することを決めた(その理由はまたの機会に書こうと思いますが)僕にとって、サブカメラとして考えられるのはこのカメラしかありません。
 しかも、今年の8月には、僕の写真趣味の原点の一つである阿波踊りを6年ぶりに撮りに行こうと考えているのです。
 それに間に合わせるかのようなタイミングでの発売(笑)
 うーん、困りました。どうしましょうかね(笑)

 すでに展示されている新宿のサービスセンターで操作し、撮影データも持ち帰りました。
 掲載した写真は、D700でD700を撮ったものです。
 ネット上では、D3に比べて少しノイジーだとかいう声も一部にありますが、見た感じではD3と全く同じ絵が撮れると思っていいと思います。
 シャッター音は、僕は結構好きです。D200より格段にいいです。ただ、どうせなら小さい音にしてほしかった。かなり大きいです。

 性能的には、プロカメラマンがメインで使うのに全く問題ないカメラ。「中級機」とか「廉価機」という呼び方はふさわしくないと思います。
 そんなカメラをサブに導入しようとしているのは、なんという贅沢だと思いますが…。
 うーん、もはや、「いつ」買うかという問題になりそうですね(笑)

| コメント(4) | トラックバック(0)

2008.07.01(火)

DSC_1314-s.jpg


 6月29日の日曜日、友人の結婚式に出席するため、仙台に行ってきました。そこで、久しぶりに結婚式の写真を撮りました。
 僕は友人の結婚記念パーティのカメラマンをやるのが大好きで、2002年以来今回で7回目なのですが、前回が04年10月だったので、実に3年8ヶ月ぶりです。

 この約4年のブランクの理由は、僕が仙台に行っていたこともありますが、悲しいかな同世代の結婚ラッシュが一段落したということが最大です(笑)。

 とにかく、4年前、ましてや6年前と比べたら、僕の写真の技量はまったく比較にならないほど成長しました。
 そして、カメラも昨年末に買ったニコンD3の真価が結婚式というまたとない機会でどう発揮されるか、今回は注目の撮影でした(笑)。

DSC_0847-s.jpg  期待どおり、今回の結婚式撮影ではD3の威力が炸裂しました。
 とりわけ、新郎新婦の生い立ちのビデオを観ている参加者たちの表情や、キャンドルサービスをする新郎新婦の姿を撮った時は、薄暗い会場でも超高感度で美しい写真が撮れました。

 そういう場面では、フラッシュを使うと式の進行そのものを邪魔してしまいますし、写真としても本来の雰囲気を活かせません。
 しかし、D3では超高感度の撮影が可能なので、こうした状況でもフラッシュを使わずに雰囲気を活かし、かつ素晴らしい画質で撮れます。

 新郎新婦本人の了承をえてトップに掲載したのは、そのキャンドルサービスの写真です。
 レンズはAi AF Nikkor 50mm F1.4D。D3とこのレンズの組み合わせは結婚式撮影には最強でしょうね。
 この写真は1/80秒、F1.8、ISO5000で撮りました。二人の晴れやかな表情をとらえることができ、自分でも気に入っています。
 ISO5000ともなるとさすがにノイズはありますが、「きれいな」ノイズであり、見ていて不快なノイズはまったくありません。
 D3は、ニコンの公称どおり、ISO6400までまったく躊躇なく常用できるカメラだと思います。

DSC_0803-s.jpg  今まで僕が出席したことがある結婚式というのは、何から何まで友人たちの手作りという「結婚を祝う会」ばかりだったのですが、今回の結婚式は100%式場のプロデュースによるものでした。
 従って、僕は単なる一参列者として撮影する立場だったので、式場の公式カメラマンやビデオカメラマンとの関係で、スタッフから撮影を一部制限される形になってしまい、30%くらいの力しか出せませんでしたが、それでも未整理の状態で1000枚撮りました。
 やっぱり、友人たちの晴れ姿、素敵な表情を写真という形で残すことはとても楽しいなとつくづく思いました。

 これからも、何度でも結婚式撮影をしたいと思っています。
 頼んで損はさせません。プロにも負けないつもりですので。 しかも、基本的に無料!
 結婚はこれからというみなさん、よかったらぜひカメラマンに採用してくださいね(笑)。

| コメント(4) | トラックバック(0)

最近のコメント

村長: 牛深のチロリン村の村
(ふるさとの南風(はえ)に吹かれて―2012 牛深ハイヤ(1))
げんぞう: 祝7周年!
(儚き幻灯の夜―2011 山鹿灯籠(6))
やってぃー: はじめまして。 いろ
(天水が舞う国―2011 阿波踊り(7))
Hoso: お疲れさま。ツヨホン
(2011年 小町まつり・宵祭)
Hoso: ぜひ拝見させていただ
(583「はつかり」復活!)
このブログに関するお問い合わせ、ご意見等はお気軽にメールでお寄せ下さい。 iken@hoso0907.com
Powered by Movable Type 5.13-ja