2008年4月アーカイブ

2008.04.30(水)

DSC_6997.jpg

 忙しいため更新が遅れましたが、27日に亀戸天神へ藤の花を見に行ってきました。
 東京で実家暮らししていた頃は全然気づきませんでしたが、関東には藤の名所もたくさんありますね。

 亀戸天神はどの駅からも中途半端に遠い(笑)。僕は北千住から東武線で、押上まで行って歩きました。
 藤も見頃とあって、やはり人出が多く、東京だなと実感しました。

 一目見てお気づきの方は、「日々雑感」ファン(笑)。今回、掲載した一部の写真についてサムネイルサイズを大きくしてみました。
 世間の様々なブログを見ると、サムネイルのサイズは結構大きい。まあ、意識せずにそうしている人が大半でしょうが。

DSC_7031.jpg  やっぱり拙ブログの売りの一つは写真だということで、ちょっと今までは小さ過ぎた感のあるサムネイルを大きくしてみました。
 読者の方の感想や提案も聞いてみたいところです。写真の掲載方法に関しては、キャプションの扱いや盗用防止などについて、今後も試行錯誤していくつもりです。

 境内には、早咲きと遅咲きと種類の違う藤棚があり、早咲きのほうが満開をやや過ぎたところという感じでした。

 池を囲うように走る道と、2本の橋は人混みで歩きづらいほど。
 手を合わせ参拝する人々、受験合格を願う絵馬や結ばれたおみくじなど、見慣れた光景がありました。
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 最近のあまりの疲れで、この日は午後2時頃という遅い出発でしたが、日が暮れかかる前の2時間ほど、カメラを持って境内を歩き回り、藤を楽しむことができました。

 藤を見終わったあとは、神社近くの老舗の甘味処・船橋屋へ。
DSC_7166.jpg 名物の葛切りもいいのですが、風邪を引いていたため(?)、粉っぽいものはやめとこうと思い、白玉あんみつをチョイス。

 鼻づまりだったのが残念でしたが、それでもここのあんみつは美味しいとすぐわかりました。
 伊達に亀戸天神の前で長く営業しているというだけではないのですね。これならここに来るたびに入りたいと思える味でした。

DSC_7169.jpg この店の中庭もなかなか素敵で、ちょうど夕暮れ時にさしかかったこともあり、仄暗い感じがとても雰囲気ありました。

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2008.04.25(金)

 安全よりも利益第一主義に狂奔したJR西日本が107人もの尊い命を奪った福知山線脱線事故から3年がたちました。
 今年も僕はできるだけ黒に近い色のネクタイを締めて出勤しました。

 これほど重大な事故を引き起こしたJR西日本に課せられている責任は何か。
 この「日々雑感」でも毎年のべてきたとおり、遺族・負傷者をはじめこの事故で傷ついた人々の心にふれる、心からの反省・謝罪と、二度とこのような事故をおこさないという取り組みです。
 この二つを実行するために欠かせないのが、事故をもたらした本質的な要因を自ら解明し、それを率直に示して自らを批判することです。

心に響くお詫びとは

 今年の追悼慰霊式でも山崎正夫社長は、遺族に対してお詫びの言葉を繰り返しました。
 しかし、言葉は丁寧でも、事故の本質的な原因は何かということをのべ、反省するということはありませんでした。
 山崎氏は、「事故当事者としてなぜこのような悲惨な事故をひき起こしたかについて、自ら振り返り掘り下げて考えてみた中で」との言葉に続けて、「組織間の連携や社員間のコミュニケーションの不足、知らず知らずのうちに現状を良しとする風潮が芽生えてきていた」とのべました。

 これらは、個別的な事象、現象ではあっても、本質的な原因ではありません。
 こうした言葉を並べて「反省」してみせても、遺族たちの心には響かなかったのではないでしょうか。

 懲罰的な「日勤教育」の見直しや、過密ダイヤの見直し、ATSの設置を含めた安全投資の増加など、始められている努力はあります。
 しかし、JR西日本に公共交通機関としての使命感、責任感がまだ少しでも残っているなら、安全よりも利益を優先する経営体質が根本にあったということ、そこから安全投資の遅れ、過密ダイヤの設定、運転士をはじめ社員らに対する締め付けが生まれていたということを率直に認めて、これをきっぱり否定した新しいJR西日本への再生の道を歩むことを宣言すべきではないでしょうか。
 本質的な原因を曖昧にしたまま、言葉だけで「反省」をのべても、遺族の悔やんでも悔やみきれない気持ち、怒り、悲しみは癒されず、歯がゆい思いが募るのではないでしょうか。
 そういう意味で、JR西日本は今もなお遺族たちを日々苦しめ続けているといっても、いい過ぎではありません。

弊害噴き出す新自由主義

 この悲劇の根底に、もっと大きな問題、国、政権党、財界の責任がよこたわっていることも指摘しなければなりません。
 国鉄をJRに分割民営化し、利潤を追求する本質をもつ企業にしてしまったことは、この事故と深くかかわっています。
 JR西日本の安全軽視、利益優先の体質がそこから生まれたことは明らかだからです。

 国や自治体の公共サービスを民営化、民間委託したり、企業の参入を認め、何でもかんでも資本の利潤追求の対象にしようとする市場化・営利化路線、民間解放・規制緩和を柱とする新自由主義路線は日本でも1980年代から進められてきました。
 今、この路線の狙いが次々に実現するや、その弊害があらゆるところで噴き出して、この路線に対する疑問の声がわきおこっています。
 もうからないからと、地域から病院をなくしていいのか。郵便局をなくしていいのか。農産物の価格を市場任せにしていいのか。常に犠牲者となる国民、庶民が、この流れを押し返さなければなりません。

1047人の声は正しかった

 福知山線事故と表裏一体といってもいいのが、国鉄の分割民営化・JR発足時に、反対していた国労、全動労などの組合員を差別してJR採用から排除し、1047人を解雇したJR採用差別事件です。
 「民営化すれば、もうけ優先、安全軽視につながる」。分割民営化に反対した労働者らがあげた声は正しかったといわざるをえません。
 分割民営化がこうした声を抑え付けて強行され、JRが生まれたという経過が、JRの体質を物語っています。

 事件から21年、差別された労働者らは塗炭の苦しみを味わいながらも、自分たちは間違っていないという誇りと、仲間どうしの連帯や支援を力にして頑張ってきました。
 1月23日の全動労訴訟東京地裁判決では、JRへの採用名簿を作成した国鉄が不当に差別を行ったことが明確に認められ、不法行為・不当労働行為があったことが断罪されました。
 政府は、司法の裁きを厳粛に受け止め、採用差別事件の解決のため、当事者らが求める交渉の席につくべきです。

 自民党、財界が進めてきた間違った国づくりを転換させることが、福知山線事故の被害者の悲しみ、JR採用差別事件の被害者の苦しみを無にしないということ、国民一人ひとりの幸せともつながっているのではないでしょうか。

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2008.04.07(月)

日記:季節][鉄道

DSC_6574.jpg 6日、終わりかけの桜を追って、都電荒川線沿線に出かけてみました。

#01 荒川二丁目─荒川区役所前
ニコンD3(以下すべて同じ) ニコンED 80~200mm F2.8D
200mm、1/320秒、F5.6、マニュアル露出、IS200、1.4倍テレコン使用
RAW、Capture NXで補正・現像(以下すべて同じ)

 都電は、6年前にあるお祝いごとで友人、仲間たちと1輌貸し切りで早稲田から三ノ輪橋まで乗ったことがあります。
 その時の模様をカメラ係として記録したことも、僕が写真の魅力にのめり込んでゆく重要なきっかけの一つでした。

 そのことと、幼い頃に母に連れられて飛鳥山公園に行ったことを除くと、都電に乗った覚えはあまりありません。
 被写体としてとても魅力的なのに、仙台に行く前は積極的にとらえてきませんでした。

 そこで今回、出かけてきたわけですが…。結論からいえば、だいぶ桜は終わりかけでした。
 1週間遅かったです(笑)
 それならば、そういう状況でも何かいい写真を撮ろう、それが腕の見せどころだと気を取り直して頑張りました。

 初めて買った都電の1日乗車券。400円で乗り降り自由(普通に乗れば1回160円、区間均一)ですからかなりお得です。
 最初に降りた荒川二丁目駅付近は桜並木がありましたが、だいぶ散っていました。桜の木を近くからあまりアップで撮るとそのことが気になるので、遠くから望遠でとらえ、花のボリュームを出してみました。
 本当は脚立が必要ですね。この場所は。電車が植え込みで隠れてしまいました。もちろん、脚立を使うとしたら、通行の妨げにならないよう細心の注意が必要です。

DSC_6604.jpg  荒川二丁目駅から荒川七丁目駅方向にほんの少し行くと、荒川自然公園へ上る階段があります。
 そこから、線路脇の桜並木が見下ろせますが、桜はほとんど終わりorz
 それでもせっかくだからと、撮影。桜がみすぼらしいので、流し撮りして少しごまかしてみました。ごまかしきれませんが。

#02 荒川七丁目─荒川二丁目
タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di
75mm、1/30秒、F16、マニュアル露出、IS200、PLフィルター使用

DSC_6635.jpg  荒川一中前では、日当たりがいいにもかかわらず、なぜかまだ花が残っていました。ここはわりと普通にきれいに桜と電車を撮れました。

#03 荒川一中前
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)
32mm、1/250秒、F8、マニュアル露出、IS200

 荒川遊園地前でも撮ってみたものの、いまいち。懐かしい飛鳥山を目指しました。
DSC_6827.jpg  しかし、飛鳥山公園の桜もほとんど終わり…。公園内では1枚も撮影しませんでした。それでも花見客はたくさんいました。花見というより単なる宴会でしたが。

 飛鳥山公園の近くは、車道上を電車が走ります。
 歩道から車道を走る電車を、桜を背景に流し撮りしたのが次の写真。

#04 飛鳥山─王子駅前
ニコンED 80~200mm F2.8D
100mm、1/20秒、F22、マニュアル露出、IS200

 縦に構えての横流し撮りは不慣れで、失敗も多く、5、6本撮りました。
 車道なので手前や背景に車が入ってしまったことや、背景の桜がうまい位置に来ない失敗を繰り返しました。
 この写真も止め切れておらず、ぶれていますので満点ではありません。

 電車に乗って庚申塚で下車。
 駅ホームと地続きの甘味処「いっぷく亭」で、遅めの昼食をとりました。
 少食のくせに、思わず「よくばりセット」を注文。焼きそば、おはぎ1個、クリームあんみつ、コーヒーのセットです(1150円)。
 意外とすんなり入りました。この日はなぜか食べ物の写真を撮るのを忘れました。

 電車で終点を目指します。
 大塚駅前のロータリー、鬼子母神前などを過ぎ、神田川を渡って一気に左折して面影橋、そして早稲田へ。
 久しく訪れていない母校のキャンパス、商店街をのぞいてみたい気持ちはおさえ、沿線の桜の撮影に専念。

  …といっても、素晴らしいはずの神田川の桜並木も、やはり見る影もなし…(笑)

DSC_6851.jpg  その代わり、川面から姿を見せている広い岩に、紋様をなすように溜まっている桜の花びらをアップでとらえてみました。

#05 神田川、面影橋付近
ニコンED 80~200mm F2.8D
185mm、1/320秒、F7.1、マニュアル露出、IS1000

 ちょうど通りかかった鴨をアクセントに入れて。
 満開の時には撮れなかった1枚が撮れました。やはり、カメラマンはただでは転ばぬ姿勢が大切ですね。

 学習院下から乗車して、あとは町屋駅前まで。帰途につきました。
 入り口のすぐそばに座って、運転士の手元を1枚。こういう写真、好きなんです。
 対向電車が程よい位置に来た時にレリーズです。

DSC_6937.jpg

#06 車内、東池袋四丁目
タムロンSP AF28-75mm F/2.8 XR Di
75mm、1/60秒、F5.6、マニュアル露出、IS200

 桜は終わりかけだったものの天気はよく、午前中はダイヤが乱れるほどの満員電車でした。
 期待とは異なるコンディションのもとで、それに対応しながら写真を撮るいい経験になりました。
 何より、のんびりした路面電車の小さな旅が楽しかったです。

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2008.04.03(木)

日記:季節][鉄道

DSC_6526.jpg

 東京の満開の桜も、そろそろ散り始めてきました。
 僕が仙台から戻って3年ぶりの東京の春であり、加えて東京の開花がかなり早かったため、何の心の準備もないままあっという間に春が来てしまった感じです。

 東北では毎年楽しんできた桜の撮影もしていません。うーん。どうしよう。

 さて、今日は出勤でしたが、職場からわりと近いこともあり、市ヶ谷へカメラを持って201系と桜の取り合わせを撮って来ました。
 このためだけに、D3にタムロンの28-75mmを付けて持って出勤しました(笑)。

 いつもながらきれいな、市ヶ谷付近の堀端の桜。その対岸を走る列車を流し撮りしました。
 201系と桜を撮れるのも今年が最後。もう2編成しか走っていません。
 ネット上の運用情報をチェックしつつ、たまたま出勤時にも201系を目視したため、情報を付き合わせて13:05分ごろに市ヶ谷を上り列車が通過することをつかみ、ピンポイント撮影して来ました。

DSC_6500.jpg  もちろん三脚など持っていませんので、手持ちです。シャッタースピードは1/25秒。PLフィルターを忘れてしまったので、やむなくISO200に対して1/3段減感しました。
 列車の先頭部分ももちろん撮りましたが、編成途中の先頭車どうしの連結部分もいいなと思い、こちらをアップしました。

 201系が来るまでのあいだに練習で撮ったE231系の写真も、それなりに作品になりました。緩行線のほうが手前なので列車がより大きく写ります。

DSC_6559.jpg  上りの201系が東京から折り返して下って来るのを待って撮りましたが、恐れていたことでもありますが、ちょうど僕が構えた構図のところで緩行線のE231にかぶられましたorz
 だから、先頭は撮れず、やはり編成の途中の写真となりました。

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