長丁場となりつつあるPIEリポート。3回目は、写真家を講師とした講座、「レベルアップセミナー」です。
会期中にいくつものセミナーが開かれました。僕は22日の1日だけで3つのセミナーを受けました。ですから大忙しでした。
今回は、自然風景写真家の米美知子さんの「素敵なネイチャーフォトの撮り方」です。
米さんは、PIEの各社ブースのイベントコンパニオンたちが尻尾を巻いて逃げ出すほどの美人。
そのせいかどうかはわかりませんが(笑)、開講時間ぎりぎりに駆け付けたところ、座席はすべて埋まり、すでにおびただしい数の立見人がいました。
僕が着いた時には米さんのあいさつはほぼ終わり、スクリーン映写のため明かりが落ちてしまいました。米さんのまともな写真は撮れませんでした(笑)。
このセミナーを受けたのは米さんが美人だからでは決してなく(^^;)、風景写真が、僕がまだ得意でなく、これから深めていきたいと思っている写真の分野の一つだからです。
セミナー全体がやや初心者を対象としているようでしたので、風景写真への入門にはちょうどいいだろうと思ったのです。
どのセミナーもそうでしょうが、米さんが自分の作例を映しながら、撮影技法などについて解説していきました。その中で、印象に残ったことを書き連ねてみました。
■森の木立ちの写真…手前から奥へ、だんだんと奥行きを感じさせる撮り方も一つの手法。あるいは、木の並びの美しさを表現するためには、背景はなるべくすっきり。手前の木で隠すことで背景を整理する。
■雨が振ったあとの新緑…PLフィルターを使って反射を取り除くことで、色が鮮やかになる。
■広大な風景写真のピント位置…いい加減に決めない。つい真ん中にしてしまいがちだが。メリハリのある絵になるように最適な位置を考えて入れる。
■霧の撮り方…霧は動いているから、1/4秒などあまりのスローシャッターではもやっとしてしまう。絞り優先で撮るときもシャッタースピードに注意して。
■太陽が自分の真上にあるような時の撮影…傘をさすなどして、自分とカメラを日陰にすることでフレアの発生などを防ぐことができる。
■霧に撮らされない…霧は幻想的だが、それを撮るだけでは画面がぼやっとしているだけ。樹木など、何かはっきりしたものをポイントとして配置する。
■霧に望遠は要注意…望遠レンズで撮ると、それだけ霧が濃くなるのでぼやっとしてしまう。むしろ広角のレンズを使って自分が近づいたほうがよい。
■木洩れ日の光芒の撮り方…光芒は、太陽の光が葉っぱに遮られてできるので、自分が動くことで形を作り出すことができる。いい形になるように自分が動く。
■水面の映り込み…主要被写体の背景に、水面の映り込みを配すると、被写体が強調される。
■多くの同質のもののなかの、異質なものの存在…赤い花の中に黄色の花があると、そこに目がいってしまう。黄色の花が主役でないのなら、少し赤い花で隠し気味にするなど、存在を控えめにするほうがよい。
■多重露光による表現…全く同じ構図で、1枚目は普通にはっきり撮る。2枚目をピントを大きくぼかして撮る。この時、露出はマイナスで撮るのがセオリーとされているが、花の場合はハイキーのほうがきれいなので、むしろプラスで撮ることが多い。
■水辺のさざなみ…1/15秒くらいできれいに止まる。水面の映り込みだけでなく、何かをポイントに入れる。
■背景の色、バランス…自分が動いて変える。ポイントとなるものの位置は黄金分割で。
■渓流…スローシャッターで撮ると、目で見た時にはそうでなくても、思いがけずきれいな動きになることがある。
■滝の撮り方…岩と水だけでなく、季節感を感じさせるものを。
■美しいブルー…ホワイトバランスの変更で強引にブルートーンにするのでなく、青空の反射など、自然条件が生み出すブルーを撮れると素晴らしい(作例=太陽が雲から顔を出した瞬間の氷筍の写真)。
■梅など、花がまだ7分咲きな時…アップにすると寂しいので、引いて周りの風景も入れるといい。
■ネイチャーフォトに「階段」など人工物を入れる場合…木の枝で少し遮るなどして、存在感を和らげるといい。
初心者としては、かなり勉強になりました。
(続く)



Hosoさん、こんばんは^^
「素敵なネーチャンフォトの撮り方」・・・おっと間違えた^^;
日時を詐称しながら更新しております(笑)。少々お待ち下さい。