お疲れさま…「銀河」
15日はJRのダイヤ改正日でした。
その前日の14日を最後に、東京と大阪を結ぶ寝台急行「銀河」が廃止され、59年の歴史に幕を閉じました。
テレビでずいぶん取り上げられていたようなので、ご存知の方も多いでしょう。
廃止ありきではなく、車内販売などのサービスの復活、向上、車内設備の改善や料金の見直しなどを行えば十分存続は可能と思われます。これは寝台列車全般にいえることです。 利便性や公共交通機関としての社会的責任を第一とはしないJRの姿勢には相変わらず腹が立ちます。
列車が廃止されるたびにおなじみの光景ですが、東京駅のホーム階段の下にある電光掲示板で、「銀河」の表示をデジカメやカメラ付き携帯で撮る人の群れがありました。
「あさかぜ」「さくら」、「出雲」の廃止の時には、僕はわざわざ仙台から駆けつけ、10番ホームで見送りました。
今回はそれを20番ホームから眺めました。目の前「銀河」がいる10番ホームと違ってやはり距離があり、(比較的)穏やかな雰囲気でした(笑)。
もちろん、たびたび新幹線が到着し、「銀河」が隠れてしまい、新幹線が回送されて再び「銀河」が姿を現す、の繰り返しでした。
ここから撮ることの一番の、というか唯一の長所は、編成の全体が一応撮れることです。
発車前に機関士に花束が贈られました。
望遠で機関車の窓のあたりを撮ると、花束を抱えた機関士の姿がうかがえました。
そうこうするうちに、あっという間に発車が迫りました。
僕は20番ホームをあとにして10番ホームに下りました。
「あさかぜ」「出雲」に比べれば、列車の等級も格下だし、知名度も低いのですが、見送りに来たファンの数はむしろ増していたようにも思いました。
いよいよ東海道の夜行列車が風前の灯という危機感もあるかもしれませんし、「鉄道ブーム」の影響も大きいかもしれません。あ、ハナキンの影響もかもしれませんが(笑)。
来てほしくはなくても、その時は来てしまいます。
「寝台急行銀河号、まもなく発車します…」
アナウンスのあと、長い発車ベルが鳴り終わりました。
ホームから沸き起こる拍手とほぼ同時に、
「ピーィッ」
列車を牽引するEF65が普段よりずっと長い汽笛を鳴らすと、ゆっくりと「銀河」は東京駅10番ホームを滑り出して行きました。
テールマークとテールランプが遠ざかって行き、ホームには鳴り止まない拍手と、「ありがとう」の歓声が響きました。
僕は遅ればせながら、2月にこの「銀河」に上下とも乗車しました。
夜汽車の旅の味は格別でした。
繰り返しになりますが、サービスの向上や新幹線と逆転してしまった料金の是正などを行って運行を継続してほしかったです。
とうとう、東京駅から発着するブルートレインは「富士」「はやぶさ」だけになってしまいました。
それも廃止が検討されているとの情報があります。絶対にやめてほしいです。
余談ですが、ニコンD3の威力は今回のような夜間の駅での撮影にも発揮されました。
D2Hで撮った「あさかぜ」などの廃止時の写真と比較すると違いは一目瞭然です。
D2HのISO800より、D3のISO6400のほうが素晴らしい画質です。
この記事のトップの写真は、早朝6:15に上りの「銀河」を撮ったものですが、これもISO4000。
この季節にこの時間だと、D2Hで撮るのはほぼ不可能でしょう。
いよいよ、ブルートレインの命が絶たれようとしています。
今まで予想り早い廃止の強行に何度も慌ててきました。
今後1、2年間、ブルートレインの撮影を最重点課題に位置づけようと思います。
- 「富士」「はやぶさ」来春廃止 東海道ブルトレ全廃へ(2008/10/04)




コメント (2)
お疲れ様でした!
確かに寝台はサービスの向上や料金の見直しでまだまだ需要があるのでは。僕も寝台の廃止をとても残念に思っています・・新幹線を利用させたいのとコスト削減からなんでしょうか?
長い汽笛にジーンときました(><)
しかしD3の威力に驚きです!写真が綺麗すぎる!!
僕も高感度で撮影する機会があり、D200の不満な点として、高感度の範囲の狭さが・・・まあ、新しい機種にすれば解決するのでしょうが・・・
by つよぽん | 2008.03.17(月) 13:35 |返信
日時: 2008.03.17(月) 13:35
>>ツヨポン
買ってよかったD3。
僕もいつかサブ機として、フルサイズ素子搭載の中型機がほしい。
価格よりも、重量が重要だ。
by Hoso
| 2008.03.18(火) 02:58 |返信
日時: 2008.03.18(火) 02:58