先日のニコンの発表会「Nikon Digital Live」でD3を触った感想を書きました。
今日はその中で書き漏らしたことにふれたいと思います。
まず、AFの測距点です。これは従来の11点が51点へと大幅に増えたことが特徴です。
ただ、気になるのは、測距点が中央に集中していることです。
フルサイズとなったこととあいまって、周囲の測距点がない領域が結構広くあるように感じます。
よく「日の丸構図」と、被写体をど真ん中に置く写真が工夫のないものとして批判されるように、主要被写体、もしくは最も焦点を合わせたいところが画面の隅とまではいわないにしても、左右あるいは上下に寄せることが非常に多くあります。
その時に、この中央に集中した測距点配置で大丈夫だろうか?と不安も感じます。具体的には、僕の好きな祭りで踊っている人を撮る時などです。
まあ、なんとかぎりぎり大丈夫かもしれませんし、大丈夫と思いたいです。
測距点が中央に集中し、密度が高まっていますので、ピントが抜けることを防ぐ効果は高いと思います。
実際、その場でニコンの説明員に測距点を中央寄りにした理由を尋ねると、そういうことでした。それも、ユーザーから多く要望があったからとのことでした。
測距点が高密度であることは、3Dトラッキングで動く被写体を追尾するのにも好都合だと思います。
次にRAW現像ソフトのことですが、D3のRAWデータはNikon Cpature 4では現像できないようです。
これで、Capture NXへの移行を強制的に迫られることになります。NXはいずれは導入することは間違いありませんが、発売当初からバグの多さと操作性の問題で異例なほどユーザーの批判が強いソフトです。
まだかなりユーザーが多いと思われるNC4にも対応させるべきだし、NXはユーザーの声を取り入れて徹底的に改善してほしいと思います。
ほかに細かい点ですが、D3では10ピンターミナル端子のカバーがボデイに一体化されたものになりました。
取り外し型だったD2H、D200ともに、僕は即、紛失しました(笑)。だから改善だと思います。
また、仕様を見るとモニタカバーが付属されていません。高精細を誇る3インチモニタは強化ガラスを採用しているとのことで、カバーが必要ないくらい耐久性があるということでしょうか。そうなら、大歓迎です。
僕は、D2Hのモニタカバーは気づかないうちに紛失。D200のほうは、この夏の秋田竿燈の撮影でヒートアップし、破損しました(笑)。
同時に発表されたレンズ群の中で、標準と広角レンズが特に注目を集めています。どちらも発表会でD3やD300に付けられていて、撮影を試すことができました。
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDは、早くも素晴らしいレンズと賞賛を浴びています。
広角のAF-S NIKKOR 14-24㎜ F2.8G EDは、フィルターが付けられないのが痛い。その理由で購入を回避するユーザーも多そうです。
また、どちらも、重量と価格がネックです(笑)。
以上はD3を触った感想ですが、それとは別に、フルサイズに移行することと従来の僕の撮影スタイルやシステムとの関係が問題になってきます。
かなり悩む点もあり、慎重な検討が必要です。それについてはまた改めてふれたいと思います。



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