2007.09.23(日)

Nikon D3を触ってきた!

D20_7490.jpg 久しぶりの遊びの話題です。
 ニコンが、2年半ぶりにデジタル一眼レフのフラグシップ機の後継機種となるD3、D300を発表しました。高速連写機にいたっては僕が発売開始と同時に買ったD2H以来、実に4年ぶりのモデルチェンジ。待ちに待たされたニコンユーザーは今、喜びに沸き返っています。

〔↓D3を触った実感を早く読みたい方は、しばらく読み飛ばして下さい(笑)↓〕

 友人であり、カメラ仲間であるツヨポンからニコンの発表をメールで知らされたのは8月21日、僕が東京の新しい住まいの下見に来ている時でした。
 夜、実家に帰って楽しみにニコンのサイトを見ました。
 D3はついにフルサイズ撮像素子へ。それによって特に高感度時を始めとしてノイズの大幅な軽減、画質の大幅な向上を実現。連写性能は9コマ/秒に進歩。画素数は約1200万画素です。
 さらに、被写体の動きに合わせてフォーカスフレームも自動的に追尾するという3Dトラッキングという機能まで搭載してきました。

 ここ数年、ニコンは最大のライバルであるキヤノンに、フラグシップ機の性能で大きく水を開けられてきました。
 特に高速連写機は、2003年のD2Hがその1年ちょっと後にごくわずかなマイナーチェンジされただけで、現在では物足りない410万画素という画素数と、高感度時のノイズの強さが弱みになっていました。

 D3の登場でニコンは、キヤノンにつけられていた差を一挙に詰め、堂々とわたりあえるフラグシップ機を擁することになります。ニコンファンたちは溜飲を下げたことでしょう。
 D3はフルサイズ機ですから、キヤノンと比較すべきは、同じ11月発売予定のEOS-1Ds MarkⅢです。
 比べてみると、画素数はキヤノンが2110万画素なので大きく優っていますが、ニコンは意識的に画素数を抑え、画質の向上に努めましたので、この点は思想の違うカメラだということでしょう。
 連写はニコンの圧勝、AF測距点の選択のしやすさもニコンの勝ち。そして、今までニコンが完敗だったノイズの少なさについても、常用感度はD3がISO6400と、前評判どおりならここでもニコンの勝ちとなります。
 一方、ファインダー倍率やカメラ内のダスト除去機能はキヤノンの勝ちです。
 以前からニコンの圧勝だったバッテリーの持ちもおそらく優位は動かないと思われ、起動時間もニコンの勝ちです。
 最後に、とても重要なことですが、電源ボタンの位置や全般的な操作性はニコンの勝ち。そして、価格がD3の58万円に対して1Ds MarkⅢが90万円。大きな差です。
 これらをすべて総合すると、フルサイズ機においてニコンがキヤノンを凌駕したといっても過言ではないのではないでしょうか。

D20_7485.jpg 前振りが長くなってしまいました(笑)。
 21~23日まで、東京は丸ビル7Fで、D3とD300の発表展示会があり、色々時間をやりくりして行って来ました。

 D3を操作した実感ですが、一番の目玉ともいえる高感度時のノイズは確かにかなり少なく、ISO1600、2500あたりでも暗い会場で良好な画質を保っていました。
 これだけ高感度に強くなると、撮れる写真が変わってきます。仙台の冬の行事、「光のページェント」ではフラッシュを使うと雰囲気が壊れるのでISO1250くらいの高感度で撮ったのですが、D2Hではノイズが厳しく、プリントには堪えられませんでした。
 これがD3なら、素晴らしい作品をたくさん生み出せそうです。結婚式などのような場面でも同じことがいえそうです。

D20_7478.jpg 僕が次に注目する3Dトラッキングですが、これは実際の場面で使ってみないとなんともいえなさそうです。
 確かに、最初に合わせたフォーカスフレームから被写体がそれると追尾してフレームを変更してくれるのですが、追尾はあまり速いとはいえません。
 僕が撮るものでいえば、遠くのカーブを曲がってくる列車なら使えるかもしれませんが、激しく動く祭りの踊り手とか猫なんかだと手に負えないような気がします。
 この機能にはあまり過度な期待は抱かないほうがいいのでないかと思いました。

 最近やけにはやっているライブビューですが、僕はいまいちその必要性がわかりませんでした。ピントを厳密に確認したい場合などに有用だそうです。
 カメラを両手で高く持ち上げて撮る場合には確かに便利で、実際に試してみてわかりました。ないよりはあったほうがいい機能です。

 シャッターのキレはさすがD一桁機。音がちょっとD2Xに近くなり、僕はD2Hのほうが好きかなとも思いましたが、撮っていて満足感を感じる音であることには違いありません。
 A4以上の印刷にはちょっと厳しい400万画素のD2Hユーザーとして、後継機の登場は楽しみでした。D3を買うかどうかという問題ではなく、いつ買うかという時間が問題になります(笑)。

 この間、昨年D200を買い、今年パソコンを自作し、24インチのモニタを買ってしまい、餘部やら何やら遠征も続け、経済的には疲弊しています。
 なので、当分は買おうにも買えないので、あまりそわそわした気分ではありません(笑)。それに、色々と性能的に不足を感じるようになったとはいえ、僕の手元にはD2HとD200という素晴らしいカメラがあります。
 しばらくは資金をため、発売後の評判を見て、不具合の解消など熟成を待ちたいと思います。

D20_7516.jpg D3を導入することによって、僕もカメラとレンズのシステムをフルサイズに対応させていくことになると思います。
 僕の場合、持っているレンズの多くはフィルム時代からのレンズですからあまり問題はないと思いますが、トキナーの魚眼ズームが使えないのは痛い。
 まだかなり慎重な検討が必要です。

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コメント(5)

こんにちは!なるほど3Dトラッキングは鉄道撮影でも使えるかもしれませんね!
しかしhosoさんがD2Hを購入してから4年ですか~!僕がまだカメラに興味がなかった頃、その値段に驚いたことを思い出します(^^;)
デジタルの世界はサイクルがほんとに早いので、財政が追いつきませんが、僕もそのうちフルサイズへ移行したいと思います。

こんばんは。

素敵なレビューですね。読んでいて楽しくなりました。
僕の財布では、まだまだ手の出そうにない、けどいつかは出したいフラグシップ機です^^

思い出話ですが、僕は、暗室でモノクロフィルムを現像・定着・焼付けした日々が忘れられません。ふと、デジカメとともに銀塩カメラを手に出かけたくなる今日この頃です。

>>ツヨポン

そりゃ、そうさ。僕たちは真っ先に鉄道撮影が浮かぶだろう。

D2Hを手にして4年だね。
店で初めて一眼レフを手に取ってそのAFの速さに驚き、「これがカメラというものなのか」と思い知ったものだよ。
それで、D2H購入の決意が固まった。

今度のD3の登場は、僕にとってさすがにその時の衝撃にはかなわないけど、高感度撮影への強さは写真関係者に激震を走らせているね。

まずは、D200に恥じないよう腕を磨くのだぞ。

>>まかろにさん

カメラの話題にもコメントありがとうございます。
まかろにさんまで手を出してしまいたくなるとは。D3の登場は多くの人の心を惑わせているようですね(笑)。

僕はカメラはデジタルから入った口です。
なので、暗室の経験がありません。デジタルから入ったというのが写真家として邪道な気がして、少し気が引ける感じもします。
僕もいつの日か、フィルムカメラに手を出してみるのもいいかもしれません。

Hosoさん、こんばんは^^
さりげなく、「お見送り」写真を載せてるね^^;

>>みつたけくん

東京に戻ってきた今、みつたけくんに習って「この分野」の写真にも挑戦しようかな。
今度のCEATECは日曜にかからないから、行けないのが残念。

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Hoso: >>みつたけくん 東
(Nikon D3を触ってきた!)
みつたけ: Hosoさん、こんば
(Nikon D3を触ってきた!)
Hoso: >>ツヨポン そりゃ
(Nikon D3を触ってきた!)
まかろに: こんばんは。 素敵な
(Nikon D3を触ってきた!)
ツヨポン: こんにちは!なるほど
(Nikon D3を触ってきた!)
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