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2007.08.07(火)

優美。湯沢・七夕絵どうろう

D20_6266.jpg 東北夏祭り巡りの旅、第5夜は秋田県湯沢市の七夕絵どうろうです。
 この祭りが唯一、今回の旅で見たことのある祭りです。そしてほかの5つの祭りと違って、「静」一色の祭りです。

 300年前の元禄時代、京都の鷹司家から湯沢の佐竹南家へ姫が嫁いできました。
 七夕絵どうろうは、その姫が京への郷愁を短冊に託して竹に飾り付けたことが始まりとも、あるいは姫をなぐさめるために始められたともいわれています。

D20_6289.jpg 幅、高さともに数mに及ぶ大きな燈籠に、黒髪の美しい日本女性の美人画が描かれ、中から灯りが灯されます。灯りは、昔はろうそくでしたが、今は蛍光灯です。
 その絵どうろうが湯沢駅周辺の商店街に吊るされ、夏の湯沢の夜を明るく照らす祭りです。

 今回の祭り巡りの中で最も知名度が低いと思われます。みなさんもご存知ない方が多いでしょう。僕も仙台に住んでから知りました。
 僕は2005年の夏にこの祭りを見る機会がありました。
 ねぶたや竿燈などのような動き、変化はないものの、優美な日本女性の姿を様々な場面で描いた絵どうろうはバラエティに富み、その美しさにしばし時を忘れて見入ります。

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 今年の絵どうろうの圧巻は、鷹司家の姫が嫁いだ場面を想像して描かれた「お輿入れ」。船上の輿から顔を見せる姫と、周りの侍女たちが、通常の絵どうろう2枚に分けて描かれています。
 輿には佐竹家の日の丸の扇子の家紋が見えます。

 そのほかの絵どうろうも素晴らしいものばかりです。
 繊細であり、かつ力強い筆致。題材といい、構図といい、表情といい、どうしたらこんなに美しい絵が描けるのかとため息が出そうになります。
 絵の写真を撮るというのはなんだか単なる記録のようで、普段そういう機会はないのですが、この湯沢の絵どうろうにはカメラを向けずにはいられません。

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 いつもはとても静かな湯沢の街ですが、七夕絵どうろうの期間中は市外からの観光客や、地元の中高生、子どもたちなどで道を歩けないほどのにぎわいとなります。
 いつもの湯沢の夜を知っている者としては驚くばかりです(笑)。
 小さな湯沢の街を絵どうろうが照らし、多くの人たちが絵どうろうを縫うようにしてそぞろ歩く、情緒漂うこの祭り。湯沢という街や秋田県南の雰囲気とともに僕は好きで、知名度に勝るほかの祭りに並べてあえて今回の旅先に加えました。

 今夜の逗留先は、湯沢から列車で3駅の横堀。合併前は雄勝町で、小野小町生誕と伝わる土地です。僕のHPでおなじみの「小町まつり」の開催地です。
 泊まっている旅館「小町荘」は昨年の小町まつりの時にお世話になりました(今年の小町まつりの時はは出遅れて予約が取れませんでした)。
 奥羽本線の列車の音が聞こえる、実に落ち着く宿です(笑)。
D20_6407.jpg 小町まつりといい、この七夕絵どうろうといい、秋田美人の本場中の本場、湯沢雄勝地域を象徴する祭りといえるでしょう。

 今夜は「静」の祭り。被写体を必死に追いかけるのでなく、自分のペースでゆったり撮影できると思っていましたが、実際はそうでもありませんでした。
D20_6423.jpg 素晴らしい絵どうろうの数々、1年で一番の湯沢のにぎわい、活気あふれる屋台の様子など、あれこれ被写体を追ってレンズを交換し、脚立に上ったり下りたり。今夜も体力使いました。
 旅館に着いて、今回の旅で初めて足を伸ばして風呂に入り、和室でゆったりしています。
 いよいよ明日は旅の最終日。山形の花笠です。

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コメント (3)

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hosoさんこんにちは!!
いよいよ残りわずかですな!
僕も3連休だったので仁賀保高原に友人とバーベキューをしに行きましたが、あいにくの空模様で雨が降ったり止んだりの天気でした。
娘の昨日から熱を出してしまい・・・(^^;)

無理せず、東北の夏を満喫して下さいね~

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美しい! 芸術音痴の私でもこりゃ感動する!
ところで、昨日の某紙1面に絵どうろうまつりの記事と写真がでておったが、これはソチの仕業?

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>>ツヨポン

とうとう旅が終わってしまった。寂しいものだ。
せっかく東北にいるんだから、いつか七夕絵どうろうも見に行くといいよ。

ツヨポンのところも熱か~。もう治まったかな。

>>白羽扇さん
その話は僕とは関係ありません(^^;
だいいち、僕が湯沢に入ったのは記事を見ればわかる通り6日夜です。

絵どうろう、やっぱり美しいですよね!そう感じてもらえただけで、ブログを書いた甲斐がありました。
秋田美人の里、湯沢雄勝地域へぜひお越しください(笑)。

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