2007年5月アーカイブ

2007.05.27(日)

日記][鉄道

DSC_0634.jpg 昨日の土曜日も風が治らず一日寝ていました。こんなことは仙台に来て2回目です。
 頭痛が引かず、腹痛がひどくなって弱りました。頭痛はそれほど強くなかったのですが、腹痛というのは本当につらいですね。
 起き上がって何かするのもつらいくらいでした。

 そんなつらい状況が、昨夜の9時頃にようやく治まりました。
 そこで、今日、以前から行くことを決めていた石巻線の撮影を強行しました(笑)。
 この土日、ディーゼル機関車DE10のプッシュプルで旧型客車を牽引する特別列車「レトロホエール号」が小牛田~女川を往復したのです。

 昨日の夜まで体調が最悪で、さすがに今回はあきらめるしかないか、と思っていましたが、夜に体調が回復し、そこから石巻線のダイヤグラム作成、国土地理院の地図による撮影場所の選定と、いつもの作業を行いました(笑)。

 さすがに昨日まで寝込んでいたというのに病み上がりで撮影というのは不安でした。実際、体力が弱っていてへろへろに。吐き気もあり、レッドソックス松坂の向こうを張る奮闘になりました(爆)。
 しかし、こういう機会はめったにないということで…。つくづく僕は「テツ」だなと思いました。

DSC_0620.jpg しかも、午前中から午後2時くらいまで雨が降りっぱなし。予報では曇りで、自宅を出る時に降っていなかったので傘を持たず、かなり濡れてしまいました。

 いつも以上に時間がなく、地図での場所選定もあまり厳密にできませんでしたが、1枚目の写真を撮ったところはもしかしら僕が知らないだけで有名撮影地なのか(?)、特別列車の通過2時間半前からすでに三脚が4、5本…(笑)。
 沿道には宮城だけでなく、「練馬」「相模」といったナンバーの車が止まっていました。

 この列車の通過時には、僕にしては珍しく天気に恵まれ、さっきまでの雨が嘘のように青空になりました。
 このほか普通列車も撮影し、さすがに体がきついので早々と切り上げ、帰宅してもまだ外が明るい時間でした。こんなに早く終える撮影は初めてかもしれません。

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2007.05.25(金)

日記

 本当は色々更新したいことがあるのですが、いたずらに時間が流れてしまいました。

 今日は仙台は急速に気温が下がり、久しぶりに「寒い」と独り言。
 そのせいかどうかはわかりませんが、午後あたりから急に頭痛、寒気が。その後軽く腹痛まで襲ってきました。
 風邪気味のようです。頭痛はまだ引かず、自宅の中を移動するだけでも痛いです。
 葛根湯を飲んで寝ます。

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2007.05.20(日)

DSC_0137.jpg 昨日に続いて今日は本まつりです。仙台を南北に縦貫する幹線道路、東二番丁通(国道4号線)を4時間にわたって車線規制し、ケヤキ並木の定禅寺通も通行止めにして山鉾巡行、すずめ踊りの流しが行われました。

DSC_0525.jpg この祭りを観るのは仙台に引っ越して今年で3年連続。今日は晴天に恵まれました。

 3年も観て、写真に納めていると、踊り手さんの顔もだいぶ覚えてしまいます。踊りの技能の高い人、素敵な表情が周囲の眼を引く人。3年連続してクローズアップを撮っている人もいます(笑)。
 踊りに惹かれて思わずカメラを向ける人は、たいてい「○○年度個人賞」という札を首からかけていたりします。

DSC_0449.jpg 小学校低学年くらいの女の子たちも、化粧をしてずいぶん大人びた表情を見せます。

 踊りのうまい子も多く、すずめ踊りの足さばき、扇子さばきも見事。その上カメラを向けると目線をくれて笑顔まで(笑)。それだけ注目されることに慣れているのでしょうね。

DSC_0469.jpg 今日はD2HとD200の2台体制で臨みました。D2Hに超望遠ズームを、D200に標準ズームをつけて撮影しました。
 ずいぶん撮ったつもりが、帰宅して確認すると満足いくカットは数えるほど。いつものことです(笑)。

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2007.05.19(土)

DSC_9893-m.jpg 今日と明日、仙台の街ではお囃子が鳴り響き、伝統のすずめ踊りの群舞が見られます。
 新緑とともに仙台に初夏の訪れを告げる青葉まつりです。
 仙台に住んで2005、06年と毎年カメラを持って見てきました。2年連続して「Hoso's page」のトップページも飾ってきました。
 今日も短い時間でしたが行ってきました。今日は宵まつりといって前夜祭のようなもの。午後から夜にかけて市内中心部の通りを「祭連」(まづら)という踊り手集団がすずめ踊りを披露して練り歩きます。

D20_3257-m.jpg すずめ踊りとは、1603年の仙台城完成の時に和泉の堺から来ていた石工たちが祝いの席で即興で披露した踊りに起源があるとされています。
 雀がえさをついばむように左右に跳ねる踊りのさまと、伊達家の家紋「竹に雀」から名づけられました。

 青葉まつりは1655年から東照宮の祭りとして始まり、山鉾が巡行されました。これが形態を変えながら受け継がれてきましたが、戦後に交通事情を理由に途絶えてしまっていたものを、1985年に市民の手で復活させられました。

DSC_9961-m.jpg 鉦(かね)、太鼓、横笛などの囃子にのせて、扇子を手にした踊り手たちが手を八の字を描くようにして踊ります。
 踊りのレベルの高い祭連も多数あり、なかなか見応えのある祭りです。
 今夜の宵まつりは、夕方に通り雨が降り、その後も小雨が続いたため近年になく非常に見物客が少なかったです。

 ところで、今までも何度かふれてきたように僕が使っているカメラは、ニコンのD2H(2003年発売、400万画素)とD200(2005発売、1020万画素)ですが、今日の昼間にはD200で、夜にはD2Hで撮りました。
 軽くてD2Hより解像度が高く、メカ的にもD2系に準ずるニコンの中級機として大好評のD200を購入してからは、サブ機にするつもりがすっかりメイン機として常用していました。

 しかし、D200の購入直後からずっと、どうもD200はD2Hに比べてAFの性能が劣る気がしていました。
 気のせいかもしれないし、画素数が増したことでピントに対して必要以上にシビアに見てしまっているせいかな、とも思っていました。

 でも、今日はっきりとわかりました。 D2HのAF性能は、D200のそれとは比べ物にならないということです。
 すっかり出番が減ってアルミケースの中にいることの多かったD2Hを久々に取り出して撮ってみました。すると、シャッターを切った瞬間、忘れていた感触を思い出しました(笑)。やっぱりD2Hはすごいと。
 シャッターを切る時のキレが全然違うのです。D200もかなりいいほうだと思いますが、D2Hは明らかにその上をいっています。
 D200のレリーズタイムラグは50ms。D2Hは37ms。たった13msの差を感じることなんてできないと思っていましたが、シャッターを切る感触がまったく違うのです。D2Hこそが、ボタンを押すと同時にシャッターが切れると感じました。

DSC_0008-m.jpg 今回の踊りのように動きの激しい被写体を追いかけながら撮った時に、ピントが合っている確率はD2Hの圧勝でした。
 今回掲載した写真のうち、1、3、4枚目がD2Hで、2枚目がD200です。D200ではなかなか瞬間がとれず、ちょっとやきもきしていたのに、D2Hでは夜とい悪条件もありながらあっさりと1枚目のような写真が撮れてなんだか感動しました(笑)。

 僕をカメラマンとして育ててくれたカメラ、D2H。ここにきてメインカメラに返り咲きしてしまいそうです。

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2007.05.15(火)

鉄道

D20_2780.jpg 「かつてないくらい、テツに対する確かな追い風が吹いている…ような気がする」。週刊「ザテレビジョン」5月18日号、「特急田中3号」特集の冒頭の言葉だ。もしかするとこの連載タイトルが真似されたのかもしれない(笑)。

 冗談はさておき、最近テレビで鉄道そのものや、鉄道ファンの熱中ぶりが取り上げられる機会が急激に増加していることは事実だ。
 今夜もTBS系の「学校へ行こうMAX」で大学生の鉄道マニアのところへ、V6の坂本、三宅とアイドルの夏帆が訪れて彼らの熱中ぶりにふれるという企画があった。
 その冒頭では「いま、空前の鉄道ブーム」と断言していた(笑)。まあこれは、この企画自体を含めて同局が放送している「特急田中3号」の番組宣伝を狙ってのことだろう。真に受けてはいけない(笑)。

それにしても夏帆と目を合わせながら話す機会をえられた鉄オタの学生たちが羨ましかった。

 昨年の9月7日にはNHK-BS2で「熱中時間 忙中"趣味"あり」の特番「鉄分補給スペシャル!! ~鉄道熱中人大集合~」が放送された(僕はBSが見られないので後日総合での再放送を見た)。
 ここでは、それぞれに見る者をうならせるマニアが登場。自宅に本格的な駅舎を再現した男性の時は、硬券の切符に日付を印字する機械や腕木式信号機の登場に、スタジオ観客席の鉄道マニアたちからも歓声がおこった。
 また、駅員・車掌マニアという女性は、目の前にいる個別的な車掌さん個人というより、それらを抽象した「車掌なるイデア(理念)」に魅かれるという話をしていて異彩を放っていた。だが、これにも僕は共感した(笑)。

 NHKでこういう濃い鉄道オタクの実態を2時間にわたって特集するということは異例だろう。もっとも、この番組を一般の人が見ていたかというと、甚だ疑問だが(笑)。

 しかし、一般の人が多く見る番組でも、鉄道や鉄オタが小ネタにされることが増えてきた。それは最近のドラマに見られる。

 「オタク」の市民権を決定的なものにしたドラマ「電車男」(2005年、フジテレビ系)。いうまでもなく、このタイトルは鉄道趣味や鉄道ファンとは一切関係ない。しかし、このドラマの脇役の1人は鉄道マニアで、車掌の真似をして鉄道模型のNゲージを走らせていた。

 「ダンドリ。」(2006年、フジテレビ系)では、高校の数学教員ら(国分太一ら)が数学準備室でやはりNゲージを走らせていた。Nゲージだけでなく、休日にカメラを持って鉄道に乗りに行くシーンもあった。
 「きらきら研修医」(2006年、TBS系)では、院長役の原田芳雄がやはり院長室でNゲージを、それもなぜかキハ187系をいつも走らせていた。原田はいわずと知れた鉄道、Nゲージマニアである。

 このように、ドラマのワンシーンや小ネタに、鉄道マニアがかなり意図的に描かれる機会が激増した。これは今までなかったことであるし、おそらく一時的な現象であると思われる。
 鉄道は、日本では例えばクラシック音楽とか、将棋とか、写真ほどには趣味として一般的に認知されてはいない。だから、ドラマのワンシーンとしてその熱中ぶりを描くのはあまり自然ではなく、今後も続くとはあまり思えない。

 今、こういうシーンが多く見られるということは、今が、鉄オタが社会的な一つの関心事になっている時期だということを示しているのではないだろうか。(続く)

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2007.05.14(月)

鉄道

D20_2785_r.jpg 今、明らかに以前と比べて頻繁にテレビで鉄道が、そして鉄道オタクが取り上げられている。このことについて詳しく取り上げる前に、深夜バラエティ番組「タモリ倶楽部」のことにふれる必要がある。

 先日別のエントリーで書いたが、ちょっと変わったテーマや企画を取り上げて異彩を放っている「タモリ倶楽部」。今年で25年の長寿番組だ。
 この「タモリ倶楽部」で、近年鉄道をネタにした企画が非常に増えている。

 そもそもタモリは熱心な鉄道ファン。そして、この番組は気泡緩衝剤の「プチプチ」のことやら、マンホールのことやらと、雑学的でマニアックな事象に目を向けてきた。
 そう考えると、「タモリ倶楽部」と鉄道との親和性は非常に高く、ネタとして取り上げられることに不思議はない。むしろ必然的であったといえるだろう。

 今の「鉄道ブーム」(があると仮定しておこう)に先駆け、「タモリ倶楽部」は数年前から鉄道ネタを取り上げ始めた。
 僕の「タモリ倶楽部」の視聴歴は浅い(まさに鉄道ネタをきっかけに見始めた)ので、この番組のファンサイトに頼って調べたところ、契機となったのは2001年1月に、アイドルらの所属で有名なホリプロマネージャーの南田裕介が出演したことのようだ(当時は優香を担当)。

 表に出ることの少ない、タレントのマネージャーに光を当ててしまうのが面白いところだが、この出演を機に南田がかなり濃い鉄道ファンであることがわかり、この回ではタモリと鉄道、特に京急の話で盛り上がった。

 その後、「タモリ倶楽部」の鉄道企画は南田マネージャーの出演とともに発展してゆく。
 理由はよくわからないが、03年から鉄道ネタの頻度が非常に上がり、それとともに南田の出演回数も増加。さすがにマネージャーを単独で出演させるわけにもいかず(?)、担当しているタレント豊岡真澄とセットで登場する。

 同年2月に放送されたのは「行けるのはどっち!? in 豊洲・晴海[廃線vsスイーツ]」。
 最近デートスポット化してきた東京臨港部の豊洲、晴海を舞台に、タモリがタレントやアイドルたち、そして南田らとともに、鉄道の廃線跡とスイーツのお店を巡るというすごい企画だったらしい。僕には両方たまらない(笑)。

 9月には「東京ホテルランキング ~トレインビュー編~」。これが僕が初めてこの番組を見るきっかけとなった。
 首都圏のホテル、旅館を、客室の窓から見える鉄道の景色で格付けするというもの(笑)。窓から見える線路、そして行き交う列車に喜びをの声をあげるタモリと南田の様子に強い共感を覚えたものだ(笑)。

 12月には「鉄道の見えるBARで電車グッズを肴に一杯やる」で、鉄道ファンとして有名な俳優原田芳雄も登場した。
 04年4月には「ダイヤ改正記念! 貨物時刻表でダイヤを確認しよう!?」で貨物時刻表を取り上げた。この年貨物時刻表が売り切れ、初めて重版されるほどの影響をもたらした。
 8月には「鉄道のダイナミックな走りを並走で満喫しよう!!」で、こちらも有名な鉄道ファンの向谷実(カシオペア)が登場。12月には「小湊鉄道一日入社!『タモリ・芳雄の出発進行!』」。

 05年は2月に「駅中留学!車内アナウンスで英語をマスター!!」、4月に「日本全国踏切大賞!」。11月には「真の電車男大集合!大学鉄道研究会対抗「電チラ」選手権!!」に、「南田裕介プレゼンツ:埼京線ダービー」が前後編と、なんと3回も鉄道ネタが続いた。

 06年はさらに鉄道ネタが加速した。

  • 「タモリ電車クラブ入部審査会」(2月)

  • 「東出マネージャーと聖地巡礼:KATOを1日周遊」(3月)

  • 「タモリ電車クラブ:東急目黒線地下工事区間を行く!!」(4月)

  • 「~鉄人予備校~「北斗星」に乗った時の正しい行動の仕方講座」(6月)

  • 「ホリプロ南田持ち込み企画第2弾:鉄道マージャン 東風線!!」(9月)

  • 「第2回大学鉄道研究会対抗「電チラ」選手権日本全国大会」(11月)

 今年も「京浜急行電鉄(株)全面協力:赤い電車に乗って京急久里浜車両工場へ行こう!!」(1月)、「来てよし!見てよし!休んでよし!今夜決定!三ツ星ステーション」(4月)とすでに2本の鉄道ネタが放送された。
 後者では、連載2回目でふれた全駅下車の横見浩彦氏が登場した。

 「日経エンタテイメント!」6月号によると、「タモリ倶楽部」は「業界視聴率」が高く、この番組で鉄道ネタを取り上げ、芸能界内の鉄道ファンを出演させてきたことが、「仕掛け人」的役割をはたしてきたと見ている。
 「タモリ倶楽部」が「鉄道ブーム」の最大の原動力だとは思わないが、芸能界内、テレビ業界内で鉄道ファンの「組織化」を進めてきたのは事実かもしれない。(続く)

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2007.05.13(日)

鉄道

D20_2789.JPG いま、もし「鉄道ブーム」というものがおきているとすれば、それを後押しする力になったといえる番組がある。
 2004年5月6日~6月23日までNHK・BShiで放送された「列島縦断 鉄道12000キロの旅 ~最長片道切符でゆく42日~」だ。

 JRの切符は、同じ駅を2度通らない限り、片道切符として距離を通算して運賃計算することができる。100km以上の切符なら原則として途中下車ができ、距離が長いほど切符の有効期間も伸びてゆく。
 頻繁に途中下車するような旅の場合、出発地から終着地までの乗車券を買って途中下車するほうが、降りる度に次の駅まで買うより安くなる。

 この番組は、俳優の関口知宏が、全国のJRの可能なかぎり長い距離の片道切符で旅をするというもの。東京大学の研究室の協力でコンピュータによる計算をもとに実に複雑な一筆書きの経路が決められた。
 北海道の稚内から佐賀県の肥前山口まで、全長11,953.5km。有効期間実に57日の片道切符を手に、関口がのんびりした旅を続け、しかもそれを毎朝生中継するという番組だった。
 BShiだったので僕は見られず、週末に総合テレビで放送された週ごとのダイジェストを楽しんだ。

 この番組は、鉄道ファンはもちろん、一般の人に広く好評を博した。

 スケッチブックと笛、作曲するためのノートPCなどを詰めたリュックを背負い、関口は北から南へ。
 行く先々で、美味しそうな駅弁、風光明媚な車窓の風景、その土地の人々との出会いが映し出された。
 関口は民謡など各地に根付いた芸能にふれ、子どもたちとの心温まる交流も何度もあった。
 温泉浴場が併設された駅、喫茶店になっている駅など、ローカル線のちょっと変わった駅もたびたび登場し、そこに憩う地元の人々の表情がテレビを通じて全国に発信された。

 関口は、毎日旅の印象に残る情景をスケッチブックに描きとめていった。
 テレビを見ている人には、「そろそろうちの町にも関口さんが来る」という気持ちがあった。

 いつも僕はテレビで見ながら「いいなー。旅したい」と思った。新聞の投書にも中年女性が「関口さんがうらやましい。私がやりたいくらい」と書いていた。
 きっと、テレビの前で多くの人がこんな気持ちを抱いたに違いない。

 この番組の続編として、2005年にはJRの全路線を旅する「列島縦断 鉄道乗りつくしの旅~JR20000km全線走破~」が、春と秋の2回に分けて放送された。
 さらに、現在は舞台を海外に移し、「関口知宏の中国鉄道大紀行 ~最長片道ルート36000kmをゆく~」が放送中だ。

 「効率」「スピード」が跋扈する今の日本にあって、それらの対極に位置するのんびりした「汽車旅」を、多くの人が一種のあこがれや共感を持って受け入れたのではないだろうか。
 また、これまで日本社会を支え、一心不乱に働いてきた団塊の世代の人たちが、あらためて自分の楽しみや趣味として旅行や鉄道に目を向けているのかもしれない。

 なぜ今「鉄道ブーム」か。その答えを探ろうとすると、現代日本の様々な断面が見えてくるようにも思える。少しおおげさだろうか。(続く) 

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2007.05.12(土)

D20_2930-m.jpg 昨日と今日、代休を取って岩手の山田線沿線へ行ってきました。

 出張では乗ったことがある(!)山田線ですが、撮影旅行では今回が初めて。僕にとって憧れの強い路線の一つです。
 山田線は盛岡から太平洋側へ、宮古で南へ折れ、路線名となっている山田町の陸中山田を経て釜石まで至る長い路線。今回は茂市よりも盛岡側で行動しようと決めていました。

D20_2845.jpg ダイヤグラムを作ると一目でわかりますが、山田線の上米内~川内間は、平常は写真の撮れる時間帯に走る列車は上下5、6本と悲惨なほど少ない路線。今日は行楽シーズンの土曜日で、臨時列車が2種類走ることで本数も増えました(ただし、1つは盛岡~上米内のみ)。

 2日間旅して、山田線はとても僕好みだと感じました。
 田畑と両側から迫る険しい山。鶯の谷渡りが響き、標高の高いところでは桜の枝が花をつけていました。そこに走る国鉄時代から活躍を続ける旧型気動車。まるで時が止まったようなのどかな情景でした。

 非常に残念なことに、山田線と岩泉線を走っているキハ58系、キハ52系は2007年度内に姿を消すという情報もあります。
 あまりの運行本数の少なさと山の険しさのため車がないと到達するのも難しい岩泉線に僕は未だに行けていませんが、一刻も早く行かなければいけません。

D20_2824.jpg 今回の旅のもう一つの目的はまた桜。4月中仕事が忙しくあまり桜を見られなかった怨念を晴らすべく、執拗に桜を追ってきたのも今回が最後。
 盛岡市北部の上米内浄水場のヤエベニシダレは本当に見事な枝ぶり。桜が開花する期間中だけ構内が一般公開されますが、浄水場という性格上、飲食等は一切禁止で、訪れる人たちは純粋に桜を楽しんでいました。

 ただ、とても残念だったのは、小岩井農場と同じく今年は花芽が少ない上に野鳥のウソにずいぶん食べられてしまったために満開なのに花が非常に少なかったのです。
 警備員さんの話では、こんなに見応えのない桜は記憶にないほどということでした。本当に運が悪かったです。

 もしまだ東北にいられれば、来年もまた見に行きたいのですが。

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2007.05.10(木)

 本当は「鉄オタに…」の続きを更新したいところですが、ここ数日なぜか時間がとれずに過ぎてしまいました。
 まあ、ドラマを見たり、負けるのに阪神×讀賣戦を見てたりしたせいでもありますが。

 仙台ももうすっかり春。新緑がとても鮮やかで、やっと吹く風が気持ちよくなってきました。
 今までは暖冬といっても僕には寒い季節でした。コートもクリーニングに出しに行かないといけません。

 なんとか代休が取れたので、明日とあさって、再び岩手方面に行ってきます。
 しだれ桜と、山田線へ(笑)。
 天気がいまいちなのが気がかりですが、これから先行けるチャンスもそうはないと思うので行って来ます。

 「どんど晴れ」に出てくる小岩井農場の一本桜なども見に行きたかったのですが、もう葉桜で、それに今年は花芽が少ない上に野鳥の被害にあい、まれに見るほど花が咲かない年になったそうです。
 アピールの絶好のチャンスだっただけに、地元の関係者たちは残念だったでしょうね。

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2007.05.06(日)

鉄道

D20_2790.jpg 鉄道オタクの視点での鉄道の旅をネタにした異色の漫画「鉄子の旅」が、2002年~06年まで小学館の月刊誌「IKKI」に連載されていた(単行本は6巻まで発売中)。

 僕は2年ほど前に友人から教えられて読んでみた。
 この漫画は、若手女性漫画家の菊池直恵が、トラベルライター(という名の鉄道オタク)の横見浩彦と編集者を加えた3人でひたすら鉄道そのものを目的とした旅をするというもの。
 なお、横見氏はJR、私鉄、あらゆる鉄道の駅を乗り降りするということを初めて達成した人だ。

 鉄道に全く興味のない菊池が、130円切符で1都6県を大回りするとか、青春18きっぷで鹿児島の指宿まで行くとか、廃線跡歩きだとか…に付き合わされる一部始終がほぼそのまま描かれるというノンフィクション漫画だ(笑)。

 今まで決して漫画で取り上げられることがなかった、スイッチバックやらループ線やら「大垣夜行」といった鉄道ネタが次々に出てきて鉄オタとしてはわくわくする(笑)。

 僕が読んでいて噴き出してしまったのは、横見の言動。ローカル線の駅で、次の列車までかなりの時間を過ごす時に「あと1時間半もこの駅を味わえる」といったり(菊池はげんなり)、列車内でブライントを下げようとする菊池に向かって車窓の景色を見ないでどうすると怒ったりと、僕と同じようなことがいくつも出てきた(笑)。

 全くの余談だが、僕は05年の9月に北海道ちほく高原鉄道(06年4月廃止)への旅をした時、ある駅の「駅ノート」に菊池氏の書き込みを見た。取材で訪れていたようだ。
 また、今年3月に廃止されたくりはら田園鉄道の最終日、ごった返す車内で横見氏を見かけた。

 「鉄子の旅」がどれだけ鉄道ファン以外の一般の人たちに受け入れられているのかはよくわからない。
 少なくとも「のだめカンタービレ」がクラシックブームを加速させたような影響力は発揮していないようだ(笑)。
 しかし、今までになかったこういう漫画が登場し、5年に渡って連載が続いたというところに、じわじわとした鉄道への関心の高まりを感じる(←ホントかなあ)。
 「鉄子の旅」は、ついに今年6月24日からアニメ化されて放映される。しかし、放映はCS放送のみ。残念ながら僕は見られない。(続く)

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2007.05.05(土)

鉄道

D20_2778.jpg いま、TBS系で「特急田中3号」という鉄道ファンを題材とした異色のドラマが放送されている。
 劇中では登場人物から鉄道オタクならではのセリフがぽんぽん飛び出し、鉄道ファンの熱中ぶりをなかなかよく表現するものとなっている。
 しかも、演じるのはKAT-TUNの田中聖や塚本高史に女性にも人気のタレント、俳優だ。
 このドラマが鉄道ファンに対する世間の関心をよび、その見方を少し変えるものになるのか。それはまだわからない。

 僕は日頃から「鉄オタ」であることを誇らしげに自称している。この趣味が素晴らしいという自信があるからだ。
 しかし、鉄道ファン・鉄道オタクは、様々な趣味人の中でも、のめりこみ方が強く、深く、そのためにともすればネガティブな意味で受け止められることもある。
 鉄道オタクに対する否定的なイメージとは、


  • 暗い

  • 趣味に没頭して基本的な社会生活がいびつになっている

  • 人間関係も狭い

  • 専門用語を多用したり、知識をひけらかしたりする

  • 服装や衛生面に気をつかわなさ過ぎる

  • 物事に熱中するあまり、他の人への配慮に欠けたり、マナーに違反することがある


といったことがあるように思われる。

 もちろん、以上のような否定面は鉄道オタクだけにいえることではなく、その他の趣味分野での「オタク」にもあてはまるものは多い。
 それに、決して鉄道ファン、鉄道オタクの人たちがみんなこういう人であるわけではない。
 しかし、鉄道オタクがこうした否定的イメージでとらえられることも少なくはないことも事実だ。
 実際、僕も今まである列車や車輌が引退する日に撮影に行くと、現場で鉄道オタクたちが撮影場所の取り合いなどで罵声を飛び交わせる場面に数多く遭遇してきた。一部の鉄道オタクのマナーの悪さも指摘されている。

 だが、おそらく、世の中の多くの人は鉄道ファン・鉄道オタクの存在自体はもしかしたら知っているかもしれないが、ほとんど関心を寄せることはなかったのではないだろうか。

 その鉄道ファン・鉄道オタクへの目が、最近ほんの少しずつではあるが変わってきているように感じる。
 その変化とは、鉄道ファン・鉄道オタクの熱中ぶりへの温かい眼差しや、好奇心であったり、のんびりとした鉄道の旅への関心の高まりであったりする。

 その変化を、「特急田中3号」の放送を機に少し見てみたい。(続く)

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2007.05.03(木)

D20_2758-m.jpg ちょうど1年前の今頃放映されていたNHKの連続テレビ小説「純情きらり」のDVDを購入しました!
 僕が朝ドラのDVDを買うのは初めてのこと。そもそもドラマのDVDが初めてです。

 この作品はおそらく朝ドラ史上の最高傑作。何十年に1本という傑作ですから、DVDを買うことはもう決まっていました。
 買ったのは総集編ではなく、完全版のDVDBOXの1巻。2、3巻はまたあとで購入します。BOX1巻につきDVDが4本入っています。

 1巻は3月に発売されたばかりで、オークションで9000円ちょっとで手に入れました(定価14000円)。もっと気長に待てば中古市場でもそのうちもっと安く手に入るかもしれませんが、手を出してしまいました(笑)。
 PCで少し再生してみると、1年前の懐かしいシーンが。本当に、こんなに胸を熱くさせてくれる朝ドラは後にも先にもこの作品だけかもしれません。

 「ファイト」のDVDもいつか買おうと思っています。しかし、こちらはまだ総集編だけで完全版は出ておらず、出る予定もないようです。
 しかし、「ファイト」は「純情きらり」に次ぐ傑作だと思っているので完全版は必ず出してほしいと思います。

 「ファイト」では、ヒロインの本仮屋ユイカが教室で弁当の卵焼きを床に落とし、それを親友に誤って踏まれるというできごとと、親友に裏切られた悲しい気持ちを重ね合わせたシーンがありました。
 そこでの、涙をこらえながら父(緒形直人)がつくってくれた弁当を頬張る場面は、彼女がその作品中で見せた最高の演技だったのですが、本編放送終了後に放送された総集編ではあろうことかそのシーンがカットされていました。NHKは制作者でありながら「ファイト」での本仮屋の演技の素晴らしさを全くわかっていないと憤慨したものでした。

 なので、NHKに完全版の刊行を要望したいと思います。「天花」だって完全版があるのですよ(笑)。

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2007.05.02(水)

D20_2575-m.jpg 昨日と今日は仕事でしたが、実は30日にも桜を見てきました。今回は山形県新庄市の最上公園です。

 前日の疲れがあって不覚にも1時間寝過ごし、予定していたバスに乗れず1本遅らすことに。しかし、そのバスは新庄までは行かず途中の村山行き。僕はさくらんぼ東根駅から新庄までJRで移動することにしました。

D20_2581-m.jpg
 ところが、高速でなく一般道を行くバスだったため、行楽客の渋滞で20分ほど到着遅れ。さくらんぼ東根駅にバスが着くと同時に乗りたかった普通列車がホームに滑り込むというタイミングで、これには乗れず。しぶしぶ740円の特急料金を払って「つばさ」に乗りました。

 前日の盛岡は遠方からの観光客も多く、観光地としてどこか洗練された雰囲気もありましたが、こちらは対照的(笑)。どこにでもあるような桜の名所という感じで、地元やその近辺の人たちでにぎわっていました。

D20_2676-m.jpg あちこちで敷物をしいた花見客の輪ができていました。子どもたちは網を持って池の魚を取ろうと夢中。芝生の広場では自転車で走る男の子、キャッチボールやバドミントンを楽しむ親子の姿がありました。

 神社の境内近くのカラオケ会場からはひどい歌声が(笑)。最高24℃とまるで夏の陽気で、アイスクリームの露店には行列ができていました。

D20_2602-m.jpg ある高校の弓道部のメンバーたちが桜をバックに記念撮影しようとシャッターを切ってくれる人を探していたので快く引き受けました。僕のカメラにも写ってくれました。

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最近のコメント

冨田なおき: Hosoさん、初めて
(戦場のような日常)
Hoso: お返事遅くなり、失礼
(情熱の祭り・阿波踊りに魅せられて(11・終))
仙台mother : 連続のUPありがとう
(情熱の祭り・阿波踊りに魅せられて(11・終))
Hoso: ありがとう。 そう、
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つよぽん: リニューアルごくろう
(情熱の祭り・阿波踊りに魅せられて(2))
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