4月から新しいNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「どんど晴れ」が始まりました。
ヒロインが婚約者の実家の老舗旅館に飛び込んで将来の女将として成長していく物語。初めて岩手県が舞台になりました。
ヒロインはオーディションで選ばれた比嘉愛未。沖縄生まれ、モデル出身の美人です。
NHKの公式サイトによれば、見どころは(1)伝統に学ぶ心、(2)家族のあり方、(3)運命的・神秘的な人と人との出会い――だそうです。(3)は意味が少しわかりにくいですね。
チーフプロデューサーの弁によれば、「効率の優先」「結果の重視」「個人主義」がまかりとおる現代には「何かが欠けている」。
「思いやり」や「気配り」といった、古くから日本人が大切にしてきた価値観、現代社会が忘れかけていた「日本の美徳」を見つめ直すということです。
この制作側の意図には、僕も共感しますし、期待します。
さて、放送開始から1週間と少しがたちました。前作の「芋たこなんきん」を挫折してしまい、今作への期待はひとしおなのですが、早くも黄信号が灯っています(笑)。
物語は波乱からスタート。ヒロイン・浅倉夏美の婚約者である加賀美征樹(内田朝陽)が、それまで継ぐ気はなかった盛岡の実家の旅館を、事情があって継ぐ決意をします。
ところが、その決意をするにあたって夏美には何の相談もなし。しかも、横浜の実家の洋菓子店でパティシェの道を目指す夏美との婚約まで解消しようとしてしまいます。
こういう展開はほかのドラマでも見かけることはありますが、僕としてはのっけから激しい違和感を感じています。
こんな大切なことを相談もしない征樹、その征樹の決意に唯々諾々としてパティシェの道を捨てて盛岡の旅館に入るという夏美。この行動と心情が僕には理解できません。
夏美が征樹をものすごく好きだから、征樹について行きたいのだといいますが、ドラマでは夏美と征樹とを結びつけるものが何なのか、征樹と夏美がお互いにどうして愛し合っていてるのかが丁寧に描かれていないため、夏美が征樹に寄せる強い思いがかえって不可解に感じられます。
僕はいつも、特に登場人物の恋愛感情や、行動の動機が丁寧に表現されていないドラマに対しては、強烈な違和感を感じます。
なんだか、あの違う意味で歴史的な作品「天花」と通じる雰囲気すら漂うように感じられる序盤です(笑)。
また、これは朝ドラのいつもの悪いくせですが、舞台となった土地の「ご当地」色の出し方が、序盤から色濃すぎて、わざとらしさを感じてしまいます。今回は特にその面が強く出ています。
岩手山が、宮沢賢治が、民話が、座敷童子が、南部鉄器が…と、いきなりお腹一杯です。 もっと慌てずに、少しずつ、さりげなく出していけばいいのにと思います。
ここで挫折してしまっては、川村ゆきえが見られないこのドラマに期待すべき、「現代社会が忘れてしまった日本のよさ」の再確認をできないままですので、見続けようとは思っています。
今後の本格的な展開に期待です。
スタートが芳しくないので、盛り上がっているであろう盛岡、岩手の方々には申し訳ありませんが、おそらくこの作品は傑作にはなれず、数ある朝ドラの中の1つとして埋もれてしまうだろうという予感がします。
僕のこの予測がはずれることを願います。
「どんど晴れ」という言葉をご当地で聞いたことがあります。昨年12月に岩手県遠野市のJR遠野駅で、地元のボランティアの方が民話の語り聞かせをしているのを聞いた時です。
物語の最後に、「これでおしまい」「めでたしめでたし」といった意味で使われるそうです。



Hosoさん、こんばんは^^
「どんど晴れ」、危険が危ないぁ^^;
出勤時刻が通常8時25分のものとしては、ギリギリまで朝ドラを見ているんだけど、「どんど晴れ」になってからは余裕を持って出勤しているここ数日だ。
そのうち盛岡と横浜が仙台と吉祥寺の距離と同じくらい近くなったりして・・・
川村ゆきえは仲居役なんだ。露出は少なそうだ^^;
>>みつたけくん
横浜と盛岡の往復運動はぜひやめてほしいね(笑)
せめて比嘉愛未が物憂げに「はやて」の車窓を眺め、目の前をイグネが流れるシーンでも挟んでほしいものだ。
川村ゆきえ…「露出」ってのは、テレビに映るって意味だよね。ねぇ、みつたけくん(笑)