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2007.02.24(土)

新旧マシンでRAW現像処理速度を比較

070224_screen-m.JPG 自作した新しいマシンの完成から2週間以上が過ぎました。今後、その使い勝手についてレポートしていきたいと思います。

 今回は、新マシンに苦心して入れたNikon Capture 4.4でのRAW現像作業について旧マシンと比較してみます。
 そもそもマシンの自作に踏み切ったのは、Nikon D200の1000万画素のRAWファイルを現像する上で旧マシンの能力不足を感じたからでした。
 新マシンは、CPUをデュアルコアであるIntel Core2Duo E6600に、メモリを2GBにして現像作業の大幅な効率アップを図ることを目的に作られました。
 はたして、その効果かいかほどなのか。新旧両方のマシンでまったく同じ作業をして時間を計測してみました。NikonユーザーでPCの能力に不満を感じている方は必見のレポートです(笑)。

 新旧マシンの基本的なスペックは、以下の通りです。

〔旧マシン(DELL Dimension 4700C)〕
CPU:Intel Pentium 4HT 3.2GHz
RAM:1GB(PC-3200)
HDD:160GB
OS:Windows XP Home SP2

〔新マシン(自作)〕
CPU:Intel Core2Duo E6600 2.4GHz
RAM:2GB(PC2-5300)
HDD:320GB
OS:Windows Vista Ultimate

 何といってもOSが違うという、かなり根本的な条件の違いがあります(笑)。なのであまり厳密なものではなく、参考程度にしていただきたいと思います。
 計測は次のようにしました。

 Nikon D200で圧縮RAWで撮ったRAWファイルを30枚用意(1枚あたりのデータ容量は9MB前後)し、新旧両方のマシンでそれぞれ、Nikon Capture 4.4で次の2つの作業をし、30枚すべて処理が終わるまでの時間をストップウォッチで計りました。
(1)RAWファイルの上書き保存…露出補正を+0.33に、ホワイトバランスを「曇天」に、ノイズリダクションの適用量を10に、D-lightingを適用に変更。以上の同じ変更を30枚すべてに適用し、30枚を一括して選択して保存。
(2)JPEGに書き出し…(1)のあと、30枚を一括して選択してJPEGの「高画質」で保存。

 その結果は、当然のことながら新マシンの処理能力の高さが歴然となりました。

(1)のRAW上書きは、
新マシン:1分32秒
旧マシン:3分49秒

(2)のJPEG書き出しは、
新マシン:6分
旧マシン:14分44秒

という結果となりました。結果をグラフにしてみました。
070224_graph.JPG 新マシンのほうが2倍以上速く処理しています。巨費を投じ、苦労をかけてつくったのだからこのくらいの差はないと困ります(笑)。

 今回のベンチマークテスト以外に、使っていて感じる違いは、
○ある操作から次の操作に移る間合いが、旧マシンであったもたつく感じが新マシンではあまりない
○画像を保存中に次の作業に移ろうとすると、旧マシンでは動作が著しく遅くなるが、新マシンではそういうことはない
○旧マシンは負荷のかかる作業をすると、ファンの回転が増すためかかなりうるさい音がするが、新マシンはそもそもきわめて静かな上に、負荷をかけてもほとんど変化がない。それでもCPUの温度は40℃程度にしか上がらない

といったころです。

 新マシンでRAW現像が今までに比べれば大幅に快適にできます。
 しかし、これで決して満足しているわけではありません。新マシンでも30枚のRAWファイルをJPEGに書き出すのに6分もかかるわけです。1000万画素のRAW現像がいかに重い作業かがわかりますが、将来的にはさらに上の快適性が欲しくなるでしょう。
 遅くとも1年以内にはCPUをクアッドコアに積み替えると思います。
 マザーボードはCore 2 Quadに対応しているのでCPUの買い替えだけで大丈夫です。

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