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2007.02.17(土)

初の自作PC・パーツチョイス(7)──電源

 このシリーズも残すところ今回を含めてあと2回となりました。
 電源は、全パーツの中で最も悩み、選択に時間がかかりました。
 また、予算を組む前のおおまかな想定に比べて、実際に予算を組む段階では3倍以上の費用を必要としました。

Seasonic SS-500HM (500W)

Seasonic SS-500HMのページ
http://www.owltech.co.jp/products/power/Seasonic/M12/M12.html

 今までDELLのPCを使ってきて、電源というものを特別意識したことはありませんでした。
 しかし、今回自作するにあたって情報を集めるうちに、電源に費用を惜しむと大変なことになりかねないということを知って、できるだけ高品質のものを選びました。

 家庭用コンセントから電流を取り入れ、マシンの各部に適した電圧に変換して安定した電力を供給するのが電源の役割。安さに引かれて品質の悪い電源を使うと、寿命が短かったり、動作が不安定になるだけでなく、最悪の場合重要なパーツを巻き込んで故障することもあるらしいのです。

 電源選びの際に第一に基準となるのは総容量です。CPUや各種ドライブ、VGAなどでどれだけの容量を必要とするのかを計算して余裕のある容量にしなくてはいけません。
 ところが、各種パーツのメーカーのサイトで仕様を見ても、必ずしも消費電力を明記していないものもあり、少し戸惑いました。
 仕様を見ても不明なものについては、ネット上でHDD1台ならこのくらい、光学ドライブ1台ならこのくらいと、一般的に必要とされている容量について情報を集め、おおまかな見積もりを出しました。

 CPUは少し前までクロック数の向上とともに消費電力も上がる一方でしたが、Core2Duoの登場で最大消費電力は一気に65Wにまで低下。将来クアッドコアに変えることを考えても100W強と考えておけばいいでしょう。
 今回オンボードにしたVGAを増設するにしても、僕の場合は高性能のものは必要ないので70Wくらいと考えておけば十分でしょう。
 HDDは将来4台くらい積むとしても80Wくらいでいいでしょう。

 そのほか、メモリ、マザーボード、ファンや、増設するかもしれないサウンドカード、TVキャプチャーカード等を考慮に入れる必要がありますが、すべてのパーツが同時に最大消費電力の状態となるわけではありません。
 総合計して500Wもあればいいだろうと考えました。

 電源は、CPUやメモリと違って、同じ容量のものでもメーカー・製品によって価格に大きな開きがあります。同じ500Wでも4、5千円から2万円くらいまでの差があるのです。
 なのに、仕様を見てもなかなか違いがわかりにくくなっています。
 色々情報を集め、最終的に、電源を安定的に稼動させるための機能や品質面で最適なのがSS-500HMだという結論になりました。

 SS-500HMは、電流の最大変換効率が85%と高く、消費電力の節約や放熱を抑える点で優れています。
 コンデンサには日本製の高品質なものが採用されています。この点も最近の電源選びでかなり重視されていることです。品質の低いコンデンサを使っているものは寿命が短く、故障の際に最悪の事態を引き起こす危険があるとされています。
 日本製コンデンサを採用した電源は、高い価格と引き換えに安心と信頼感をえられるといえます。

 冷却ファンには品質が高く寿命が長いと定評のある山洋製のものを採用しています。また、温度と負荷によってファンの回転が自動的に制御され、静粛性とのバランスもはかられています。

 他社製の電源もいくつも最終候補に残りましたが、SS-500HMは数ある電源の中でもかなり高品質で安定性の高い製品のようです。ネット上でも悪評はほぼ皆無です。
 僕がマシンを組み立てたあとのことですが、SS-500HMと容量違いの同シリーズであるSS-700HMが下記のサイトできわめて高い評価をえています。

DOS/V POWER REPORTより
http://www.dosv.jp/feature/0702/27.htm

 当初は5000円くらいかなと考えていた電源に2万円近い費用を投じることになりましたが、これで電源になんの心配もなくマシンを使い続けることができると思います。

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