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2006.12.28(木)

2006年秋ドラマ批評

 6本ものドラマを見始め、途中から絞っていこうと思っていましたが、なんとすべて最終回まで見てしまいました(笑)。
 今期は「のだめ」、「僕の歩く道」という傑作が生まれたクールになりました。この二つのドラマはもう見られないのが寂しく感じます。

●のだめカンタービレ 月曜21:00、フジテレビ系 ★★★★★★
 「のだめ」については過去の記事を参照のこと。コミックの実写化の最高傑作の誕生だ。
 一つ書き忘れたことが。野田恵が福岡県大川市出身という設定で、福岡生まれの僕はさらに大はしゃぎ(笑)。
 千秋が博多駅についてからJRの路線図を見て「大川がない」といってタクシーに乗り込む時、テレビの前で僕は「千秋、西鉄!西鉄!まずは天神に行け!」と叫んでいた(嘘)。
 同じ福岡でも大川方面の方言がある程度再現されていた。のだめの一家も楽しくて最高。
 プラハに始まり、大川に終わったドラマだった(笑)。

●役者魂! 火曜21:00、フジテレビ系 ★★★☆
 中間批評では星二つとしたが、ちょっと過小評価だった。
 役者の演じることへの情熱、信念といったものを柱にすえたドラマかと思っていたら、家族愛の話になっていたのではじめはかなり戸惑った。
 作りはあまり丁寧とはいえず、途中で見なくなる恐れが最も大きかったドラマだったが(笑)、不思議と最後まで見てしまった。
 話に無理はあるが、藤田まこと、松たか子、香川照之、森山未來といった才能あふれる俳優たち、それから川島海荷、吉川史樹の両子役の演技がとてもよかった。

●僕の歩く道 火曜22:00、フジテレビ系 ★★★★★
 草彅剛、香里奈の素晴らしい演技がこの良作を生んだ。
 加えて、長山藍子、佐々木蔵之介、本仮屋ユイカ、森口瑤子、子役の須賀健太、小日向文世、大杉漣らも好演だった。
 輝明のこれからに希望を感じさせるラスト。いまの日本は輝明のような人たちとは対極にある「効率性」「競争力」が幅を効かせている社会だけに、温かいものを感じたドラマだった。

●14才の母 水曜22:00、日本テレビ系 ★★★★
 こちらも希望を感じさせる結末となった。
 志田未来は難役をよく演じた。いま、志田という女優がいたからこのドラマが可能となったのだろう。
 田中美佐子、生瀬勝久、高畑淳子らは力強く志田をサポートした。北村一輝、室井滋がドラマに緊張感を持たせてくれた。
 14歳で妊娠、出産ということの重さをどれだけリアルに描けたかは議論の余地があるかもしれないが、少なくとも一つの問題提起をしたことは評価したい。

●セーラー服と機関銃 金曜22:00、TBS系 ★★★
 このドラマも「役者魂!」と同じく、家族愛のようなものを描いていたといっても間違いではない気がするる。
 設定に相当無理があるが、主役の長澤まさみをはじめ出演陣がいずれも好演した。

●たったひとつの恋 土曜21:00、日本テレビ系 ★★★
 中間批評では過大評価だった。「ベタ」がたくさん出てくることに喜びすぎた(笑)。
 純粋にドラマとして見た場合は、ちょっと深みが欠けるのは否めなかった。
 若手中心の出演陣の演技はよかった。

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コメント (2)

白羽扇:

私がこの一年通しでみた唯一のドラマは「結婚できない男」だ!そしてこれが今年の最高傑作。
ま、一つしか見てないから当然か。
ところで、何日か前の某新聞の社会面に「余部鉄橋」出てたねえ。

Hoso:

>>白羽扇さん
お久しぶりです。
「結婚できない男」は面白かったですね。
僕もこちらで書きました。
http://www.hoso0907.com/blog/archives/2006/10/post_170.html

餘部鉄橋の架け替えのことですね。冬と夏に2回も行けて幸せでした。

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