ドラマ「のだめカンタービレ」が今夜最終回でした。
音楽をやることの楽しさ、仲間との出会いのかけがえのなさを伝えつつ、ストーリーの続きを感じさせながらドラマは終わりました。原作のコミックはまだ先があり、連載中です。
毎週月曜日が楽しみで、最終回の今夜も時間が飛ぶように過ぎて行きました。こんなに次が待ち遠しかったドラマは久しぶり、いや、初めてかもしれません。DVDは購入決定です(笑)。
これだけ大反響で、しかもコミックは続いているのだから、続編をつくってほしいものです。その声が多く上がれば、実現するかもしれませんね。
上野樹里と玉木宏を筆頭に、キャスティングがあまりにも絶妙。若手中心の俳優陣がいずれも素晴らしい演技でした。
クラシックを題材にしただけあって、あらすじだけでなく、場面にあったBGMの選曲もまた絶妙でした。
さらに、このドラマの大きな特色として、漫画の実写ドラマ化に大成功したことがあげられます。「漫画的」な雰囲気を生かして実写化することにこれほど成功した作品は例がないでしょう。
このドラマはクラシックファンにしか受けないのではないか──それどころか、漫画の実写化のぎこちなさや演奏場面の演技の拙さで、もしかすると失敗に終わるのではないかという僕の心配は、すべてが正反対の結果となりました。
原作漫画のヒットの時以上にテレビドラマ化の影響は大きく、「のだめ」は社会現象にまでなりました。
ベートーヴェンの交響曲第7番はネットによる音楽配信サービスで驚異的なダウンロード数を記録。まだ端緒ではありますが、クラシックが今までよりも身近に受け入れられる雰囲気を作り出すことに寄与しました。
ところが今、全国のオーケストラは運営資金不足で悲鳴を上げています。
依然、クラシックの演奏会の入場者数は決して多いとはいえません。
そして、なんといっても、国の文化・芸術の振興に対する予算の貧困さです。文化予算はヨーロッパ諸国の1/10。2006年度は7年ぶりに減額となりました。
「のだめ」でオーケストラの演奏をした東京都交響楽団(都響)は、一時は団員の頭に解散すらよぎったほどの苦境に立たされています。東京都の石原慎太郎知事が、1999年に都響の「経営を改善」すると称して補助金を削減し、団員に成果主義賃金制度を導入しようとしました。
都響はやむなく給与削減、定員削減を受け入れました。さらに2003年、石原都政は都響に「契約団員制度」を提案。都響の団員は3年を期限とする不安定な有期雇用になりました。
芸術に成果主義を持ち込んだり、楽員を「契約社員」化するとは、さすが石原知事。これほどまでに芸術を理解できない、知性と品性のかけらもない人間を知事の座につかせている東京という街は、世界に恥をさらしていると思っています。
ちょっと話が大きくなってしまいました。しかし、「のだめ」がその魅力を広げてくれたクラシック音楽を取り巻く状況にはこういう側面もあるのです。
クラシック音楽やオーケストラをもっと身近なものに。「のだめ」を一つのきっかけにして、クラシックファンの裾野が広がってほしいと願っています。



Hosoさん、こんばんは^^
「のだめ」、ドラマは見なかったが、今度はアニメがやるからそれでチェックしようかと思っているよ。
>>みつたけくん
このブームを逃すまいとしてかどうか知らないが、アニメもやるらしいね(笑)僕は見るかどうか(笑)
ドラマのほうにあまりに思い入れが深くて。
有楽町の東京国際フォーラムで「のだめフェスティバル」というのをやってたので、昨日見てきた(笑)。