今日も「のだめカンタービレ」、とっても楽しみました。
大注目は、「純情きらり」の素晴らしい演技でブレイクした福士誠治くんが本格的に登場したことでしょう。先週の終わりに姿を現した時には事前に出演することを知らなかったのでびっくりしました。
しかも彼の役はオーボエ奏者。オーボエは、ピアノやコントラバスとともに僕が特に好きな楽器の一つなのです。
時には軽やかな雰囲気を醸し出すこともありますが、哀調を帯びた音色がとても印象的で、管楽器の中で一番惹かれます。
ドラマの中で福士演じるオーボエの黒木泰則も「地味な楽器」といっていましたが、どちらかといえばそうかもしれません。
ピアノはともかく、僕がオーボエとコントラバスが好きというのは決して通ぶっているわけではなく、オーケストラの音の厚みに欠かせないその音色が好きでたまらないのです。
素人なので専門的なことはわかりませんが、オーボエはいろんな曲で物悲しい雰囲気を作り出したり、ふっと場面を転換させる役割を果たしているように思います。
例えばすぐに思いつくものでいえば、日本で最も有名なクラシックの曲、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の第1楽章。楽章の終わりに近いあたりで、もう何回目にもなる有名な「ダダダダーン」の主題のあとオケの中から飛び出したオーボエが最後の音を引き伸ばしてソロで哀愁に満ちた旋律を奏でる部分があります。
同じくベートーヴェンの、このドラマによって有名になりつつある交響曲第7番の第1楽章でも、ドラマのオープニングにも使われている主題の何度か目の繰り返しでも、やはりオーボエがソロで登場し、他の木管楽器にメロディを引き渡していくところがあります。
これらのメロディは、突如舞台の上でオーボエ奏者にスポットライトが当てられたようで、緊張感とともに胸に沁みる情感を感じさせてくれます。
僕は、オーボエ協奏曲のようにオーボエが主役になった時よりも、こういう「ここぞ」という場面で聴く者をぐっと引き寄せる役目を果たしている時のほうが好きです。
今日ののだめに話を戻すと、相変わらずののだめの脱力感あふれる口調がたまらなくいいし、ついには博多弁(のだめは福岡出身という設定であることをまったく忘れていた!)も飛び出し、ドヴォルザークのスラブ舞曲第10番やヴォカリーズなど大好きな曲もたくさん使われました。
ショパンを聴いていると「達彦さん」を思い出してしまったのは僕だけでしょうか(笑)



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