2006.11.13(月)

ドラマ「のだめカンタービレ」

 生涯最多の同時6本ものドラマを見ているHosoです。
 その中でも、「のだめカンタービレ」が最高に面白いです。

 原作はご存知の通り、クラシック音楽を題材にした漫画で、2年ほど前から大人気になって有名になりました。でも僕は読んだことがありません。
 クラシックファンとして楽しみに見始めましたが、漫画をドラマ化することへの不安もありました。

 しかし、その心配はいい意味で裏切られました。
 時折CGも交えて漫画的な演出を実写化した成功例になりそうな作品になっています。

 野田恵役の上野樹里が「のだめ」に入り込んだ演技で見事。前かがみにピアノを弾き、奇声を上げる変人ぶりをよくここまでというほど再現しています。
 ドラマが始まってからコミックを少し立ち読みしてみましたが、上野の演技はのだめのイメージにぴったりでした。

 その上野と同じくらい素晴らしいのが、千秋真一を演じる玉木宏です。
 燕尾服姿やピアノ、指揮に取り組む時の姿はとてもかっこいい。のだめたちに振り回されながらも、いい意味で影響されていくところが見ていて楽しいです。
 僕は今まで茶髪の玉木を見てどうも好きになれなかったのですが、「功名が辻」とこの作品での黒髪と、知性的、実直な役を演じているところを見るととても魅力的に思えました。彼にはあまり軽い役は似合わないのではないでしょうか。

 若手脇役陣の演技力もばっちり。実力には折り紙つきの瑛太をはじめ、水川あさみ、サエコ、小出恵介、上原美佐がそれぞれ適役です。
 変な役が多い(笑)竹中直人のシュトレーゼマンはこのドラマの中でも最も非現実的で漫画的なキャラクターですが、それでもあまり違和感を感じないのはすごい。竹中の演技力が素晴らしいのももちろんですが、このドラマ全体の調和がそれをなしているのだと思います。

 クラシックファンとして、ドラマの間中ほとんどクラシック音楽が流れているのが、なんといっても楽しみです。
 のだめが、たかが弁当を地面に落としたぐらいでクライスラーの「愛の悲しみ」だったり、ベートーヴェンのスプリングソナタを峰龍太郎(瑛太)がヴァイオリンの代わりにエレキギターを使って弾いたり、ブラ3第3楽章の物悲しい旋律とともにシュトレーゼマンが強制送還されたり(笑)、楽しくてしかたありません。

 僕がベートーヴェンの交響曲の中でも特に好きな第7番、その中でも一番好きな第1楽章がオープニングに使われているのもたまりません。こんなにベト7がガンガンかかるドラマなんて初めてでしょう。
 いま携帯の「着うた」ランキングのクラシック部門でベト7はぶっちぎりのトップ、驚異的なダウンロード数を記録しているそうです。いやはや、テレビの影響力はすごいですね。
 テレビのCMで第4楽章が使われたことは少し前にありましたが、第1楽章にこれだけ光が当たるのも初めてかもしれません。
 この前の回ではのだめがその第1楽章をピアノで弾いていました。鳥肌が立つほどかっこよかったです。
 なんか、今自宅でベト7を大音響で聴いたら、のだめに影響されたにわかクラシックファンと思われてしまいそう(笑)

 クラシックにそれほど興味がない人にはこのドラマはどう映っているのでしょうか。意見を聞いてみたいです。

 僕としては、このドラマを通して、クラシックってこんなに面白くて楽しい、そして素敵な曲がたくさんあるんだと多くの人に感じてほしいです。
 おそらく、このドラマに込められた意味もそこにあるのではないでしょうか。

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コメント(4)

Hosoさん、こんばんは^^
私設オーケストラに所属している会社の同僚によるとやはり面白いらしい。ドラマの状況と後ろで流れる曲のマッチングが絶妙との事。
自分は漫画チックなのが駄目で1話で挫折したけど・・・
漫画なら面白いのかなぁ。でも曲は流れないしなぁ・・・

そうか、みつたけくんは挫折か…。
「漫画チック」を実写化した成功例だと思ったんだが。
僕は漫画よりこっちのほうが好きそう。原作の絵があんまり僕好みじゃないんだよね。
もっとしっかりした絵のほうが好き。

のだめのコミックを持っている人が多くて今日からちょっとずつ借りることにしました。
持っているのは私のフルートの先生と幼馴染の友人宅。しかもその友人の父はプロのチェリスト。兄はホルンで海外留学経験者なのでものすごく音楽一家です。
フルートのレッスンには毎週行くので先生の方が貸し借りが楽なので先生に借りたのですが、とにかく音楽関係者から見てもバカうけなコミックらしいです。しかし口をそろえてみんながいうにはシュトレーゼマンの竹中直人が気持ち悪いってことらしいですが(爆)コミックは本物の外人なのでね。
コミック読むのも楽しみです。

>>くろまめさん
くろまめさんはフルート吹くから見てるだろうなと思ってました。
竹中直人はものすごく変だけど、僕は今回は好きだなあ(笑)
しゃべってる言葉も完全に日本語だし、どうしようもなく胡散臭いんだけど、いいんです(笑)
どうしてなんだろう…。

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