2006.08.10(木)

関西×文星芸大付

 6日から夏の高校野球が始まりました。小学生の頃から熱心な甲子園ファンである僕は、社会人になってから少し興味が薄らいでしまってはいるものの、この夏も仕事をしつつそわそわしています。

 大会第3日目の8日は、4試合とも接戦で最後までわからない素晴らしいたたかいになりました。わけても、第1試合の関西(岡山)対文星芸大付(栃木)と、第4試合の八重山商工(沖縄)対千葉経大付(千葉)は球史に残る勝負でした。

 第1試合、関西は7回表に2本の本塁打が出るなど9-4と5点をリード。試合は決まったかと思われました。文星芸大付が8回裏に3点を返したものの、9回表に関西が1点を加えて10-7。その裏の文星芸大付は先頭バッターが倒れ、さすがにここからドラマが起こるとは思いませんでした。
 文星芸大付は代打の中沢がヒットで出塁し、続く9番の佐藤もセッター前ヒット。ここで関西のセンター上田が打球を後逸。中沢が一塁から必死の走塁で生還して2点差になりました。それでも次の1番床井はレフトフライ。三塁走者の佐藤が帰って1点差に迫ったものの、二死で走者なし。ドラマもここで終わりだと思いました。

 しかし、現実は物語より劇的でした。2番保坂の打球は詰まって投手・ダースの近くへ。「試合が終わるのか…、それとも詰まったのが幸いして…」。保坂の足はダースの送球より先に1塁ベースへ。あせったのかダースの送球がそれ、保坂は2塁に達しました。

 テレビカメラは文星芸大付のベンチを映していました。そこには、9回表に1点を失った2年生投手・佐藤が泣きながらエースの藤本に肩を抱かれている姿がありました。その佐藤の前で、さらに3番・キャプテンの渡辺が三遊間を抜けるヒット。2塁から保坂がヘッドスライデングで生還してついに同点に追いつきました。渡辺はバックホームの間に2塁に滑り込み、ガッツポーズとともに雄たけびを上げました。
 泣き続ける佐藤。完全に流れを引き寄せた文星芸大付は、4番妻沼が2ストライクと追い込まれてから鋭い打球をレフト線へ。打った瞬間に「サヨナラだ!」と思いました。渡辺が土煙を立ててホームベースに突っ込んだとほぼ同時に、文星芸大付の選手たちが折り重なって大逆転勝利を喜びました。

 昨年の夏の大会でも大逆転負けを喫した3年生のダースはマウンド上で崩れ落ち、しばらくの間立ち上がれませんでした。チームメイトに促されてやっと整列へ。佐藤の涙もまだ止まりませんでした。
 ──長い(笑)ここまでちゃんと読む人いるんだろうか。八重山商工(沖縄)対千葉経大付(千葉)戦はまた後日書きます(笑)

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