今夜、宮城大学(仙台市とその周辺にキャンパスをもつ私立大学)管弦楽団の設立第1回定期演奏会を聴いてきました。曲目はブラームス「大学祝典序曲」、チャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」から8曲、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」。有名な曲が目白押しです。
仙台は、さすがに東京と比べるとクラシックコンサートの回数は数十分の一。ケタが違います。クラシック音楽の活動が活発とは決していえない仙台で、アマチュア音楽家、それも音楽好きの学生たちが加わって楽団が結成されたことをとても喜びたいと思います。
なにしろ1回目の定期演奏会。演奏にはところどころ自信のなさがうかがえましたが、巨匠の名曲を演じ切りました。演奏後、指揮者に促されてパート奏者が立ち上がる時のぎこちなさが、生まれたての楽団であることを印象づけました。
それでも、結成からもう2年たったそうです。集まった学生のほとんどは楽器を所有しておらず、経験もあまりなかったとのこと。1から楽団をつくることは、演奏技術はもちろん、運営面も含めて想像を絶する苦労があるのでしょう。今日ホールでの初めての舞台を終え、団員たちは大きなステップを登ったのではないでしょうか。
アンコールは、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」。秀麗な中に物悲しさを秘めた珠玉の旋律を、初めて生で聞かせてもらいました。



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