JR西日本で、今度は保線作業をしていた作業員3人が特急電車にはねられて死亡する事故がおきました。事故が起きたのは伯備線の根雨─武庫間(鳥取県)。列車は特急「スーパーやくも」です。
ニュースを聞いてすぐに、2002年に東海道本線塚本─尼崎間で、線路付近で救助活動をしていた救急隊員2人が特急にはねられ、1人が死亡、1人が重傷を負った事故を思い出しました。この時も原因はJRの連絡ミスでした。
報道によれば、JR西日本は「お客様に不安を与えるような事故を起こして申し訳ない」と謝罪したそうです。今回の事故は乗客に死傷者が出ていないとはいえ、3人の貴重な命が失われました。02年の事故の教訓が生かされていなかったのではないか。昨年、国民に衝撃を与えた尼崎の事故から1年もたたないというのに、JR西日本の人命、安全に対する意識はどうなっているのか。
尼崎事故での、JR西日本の高見運転士に対する態度もそうですが、今回も3人の社員の命を奪ったことへの謝罪はないのでしょうか。「お客様」に対する誠実な態度が求められるのは当然ですが、安全軽視の体質が社員をも犠牲者としていることを反省すべきではないでしょうか。



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