高校野球での「植民地化」
いつの間にか、高校野球の各県代表が続々と決まっています。幼い頃から高校野球ファンの僕は、新聞のスポーツ欄が地方大会の結果で埋まっていくにつれてワクワクしたものでした。
ところで、24日には高知県の決勝が行われましたが、明徳義塾高校が8年連続出場という大変残念な結果に終わりました。
同高は二重の意味で大嫌いです。理由の一つは、明徳の名を全国に知らしめた、第74回大会(1992年)での星稜・松井(現ヤンキース)の5連続敬遠です。とにかく勝つために松井と一切勝負せず四球で歩かせた「戦術」は、大きな批判を呼びました。ちなみに第84回大会(2002年)で明徳が初優勝したとき、主催者の朝日新聞は「10年前のことは許そう」という情けない記事を掲載しました。
二つ目は、毎年県外(関西地方)出身者でチームを固めていることです。高校野球は北から南まで、各県に条件の違いこそあれ、それぞれが郷土の代表だからこそ応援したくなるものです。県外出身者ばかりのチームが毎年出場しているようでは、高校野球に関して高知県は関西の植民地になってしまったといっても過言ではありません。
決勝の試合は明徳が高知高校を延長12回3-2で辛うじて抑えた熱戦でした。明徳をあと一歩まで追い詰めた高知の島田監督は、「僕らが甲子園に行くことによって、高知県の子も全国で通用することを示したい」と気概を見せていたそうです(朝日新聞)。
ちなみに今僕が住む東北は、残念ながら年々植民地化が進んでいます。かつてのように「雪国の東北勢を応援しよう」という気持ちになれない状況です。特に悲惨なのは青森、山形ですが、宮城、岩手(今年の花巻東は違うようですが)、福島もその傾向が強まりつつあります。秋田商頑張れ!



