日本初の寝台特急「あさかぜ」と、「さくら」が今年3月1日のダイヤ改正で廃止されます。「ブルートレイン」の代名詞である「あさかぜ」と、1929年からの伝統の特急愛称「さくら」が姿を消すことになりました。
「あさかぜ」も「さくら」も東京と九州を結ぶ寝台特急でした。そのせいで、僕にとって親しみのある列車でもあります。存続する「富士」と「はやぶさ」も併結に。富士山の形をしたヘッドマークともお別れです。
僕が仙台に移ってから、上野口からの115系の撤退、東海道本線東京口からの113系の撤退開始、山手線からの205系の急速な撤退…。
今回も不意打ちを食らわされた気持ちですが、さすがに覚悟が決まりました。もう、「何がおきてもおかしくない」。
僕の親しんだ鉄道風景が、次から次へと失われてゆく時代に入ったことを認識せざるをえません。
戦後日本の鉄道風景にふれることができるのは、もう今しかありません。鉄道ファンの1人として、大切な時間を味わっていきたいと思います。
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