少し前のことですが、17日の夜、「第九」演奏会に行ってきました。演奏は仙台フィル。仙台に住んで初めてのクラシックコンサートでした。
ベートーヴェンの「第九」ほど、心に強く迫ってくる楽曲はほかにないと、あらためて思いました。終楽章の終わりにさしかかると、いよいよ曲が終わってしまうという寂しい思いと、今年も終わりなんだなという思いとが交錯する気がします。
日本で年末に「第九」が盛んに演奏されるのは、楽団の興行的な意味合いから始まったという話は有名です。
しかし、年末にこの年を振り返って来年を臨む人々の心境と、よりよい世界を追い求めたベートーヴェンの理想とが、実は底のほうでつながっているのではないかとも思えてきます。
複数の楽団によって12月には何十回と「第九」演奏会が開かれる東京とちがい、仙台ではこの日1回のみ。そのせいかわかりませんが、会場は東京とはちがう盛り上がりを見せた気がしました。
会場を出ると、ケヤキ並木の通りに見渡す限りのイルミネーションが広がっていました。



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